7時00分起床。曇のち雨。最高気温21℃。
11時05分出発、11時30分フラットへ到着。LTPSの担当者立ち会いの下でInventory Check(インベントリー チェック)を実施。これは賃貸契約には必須の手続の一つでLandlord(家主)とTenant(借手)が物件の現状確認を行い文書として記録に残すことを言う。レンタカーを借りる際に車のキズや汚れ等をチェックするのと意味合いは同じようなものである。
具体的には予め用意された"Inventory List"の記載内容、即ちフラット全体の、窓、床、壁面がキズや汚れのないきれいな状態にあるか、照明器具類に異常はないか、バスルームの流し、シャワー、バスタブ、トイレットの状態が良好か、キッチンでは電子レンジ、洗濯機、冷蔵庫、水道が正常に作動するか、それに据付家具の品名と数量、鍵の数量、が一覧表になっていて、記載に間違いがないと現認したら日付とサインを入れて返すのである。
これはやがて契約を解除して退去する際に、入居時との変化を調べる根拠となるのである。ここでベッドルームのドアの上部がドア枠に当たって完全には閉まらないという、下見の際には気付かなかった不具合を発見したので、手書きで記入しておく。食器一式の内訳数量が一致しない(グラスの数が少ない)ことも記入したが、食器は消耗品扱いで書かなくても良いということだったので、二重線で消した。
既に完了したTenancy Agreement(賃貸契約書)自体も、通常の日本のA3用紙1枚程度の賃貸マンション契約書とは比較にならない、9条11項まである14ページもの分厚い書類だったが、こういった契約書類を重視する欧米式社会体制を実感させられる経験であった。
結局14時頃まで何を買い足す必要があって、どこに何を置けば良いか等を検討した。
では、改めて新居の紹介 Ground Floor(一階)全体がブリッジクラブになっている 専用入口が正面横にある

二階以上が居住区 この角度からは見えないが三階もある

瓦礫が積んであるのは、敷地内の前庭のコンクリートをはがして地下の工事をしているため

正面の大きなドアがフラットの入口で右のドアがブリッジクラブ入口

各部屋へ通じるドアフォーン いかにも年期が入っていて使えるのかな?

中から入口ドアを見る

ドアのところから見るアプローチと道路

入ったところの天井にはシャンデリアがある

エレベーターはないのでこの階段を上って行く

First Floor(二階)の部屋番号はアルファベット

さらに急な階段を上って行く

Second Floor(三階)の部屋番号は数字 左手の1号室が我が新居

ユニットキッチン

コンロはガスでなく電気式

抽象画はきらいでないが、これは趣味に合わない

大きなソファがあるのでここで仮眠することもできるかも?

イケアの食器セットが付いているので十分に足りる

食器がこれだけあるのはありがたい もし買えばかなりかかりそう

湯沸かし用電気ポット

中のヒーター部分には白い付着物がべったり 日本と違って水道水が硬水であることがその原因であろう

暖房用のスチームヒーターが各室に

今年の冬に据え付けのヒーターが効かなかったので急遽提供された電気式ヒーターらしい 今は不要なので押入に

各部屋の天井にある照明 蛍光灯ではなくハロゲン灯 スタジオみたいだ

洗濯機 乾燥機能は付いていないので、脱水後部屋干しということに

買物の予定を立てるため、Oxford Circusまで出かけて品数の多いJohn Lewisでテレビをチェックする。SONYやSHARPは高価、SAMSUNGやLGは安い。100ポンドくらいの差がある。しかし日本人の感覚では明らかに画質が異なる。もちろん日本のテレビの画の方がずっと美しい。しかし現地の人達は画質よりも価格を重視するということだ。
結局今日は買わずにもう一度ゆっくり考えてみることにする。
ランチは最上階のPlace to Eatで本日のスープとパン 3.95ポンド(約570円)。

いずれテレビを買う予定(サッカー観戦のため)なので、TV Licenseをオンラインで購入 1年間有効で142ポンド(約20,000円)。
19時25分帰宅。
夕食はChicken Korma 写真はピンぼけだが味はとても美味しい 限りなく満点に近い4.5点


さあ、いよいよ明日は引っ越し!
00時40分就寝。
- 2011/07/11(月) 15:03:20|
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