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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年7月5日(日) UCL界隈

7時30分起床。曇のち快晴。最高気温25℃。

休暇の最終日。まずOxford StreetのユニクロにTシャツを買いに行く。アンダーシャツとして毎日着替えるため洗濯の回数も多くローテーション用に3枚追加。9.99ポンド(約1,500円)。

その後、John Lewisでいつものランチ。3.5ポンド(約500円)。もういったい何回これを食べたことだろう。
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その次の行先はUCLである。University College London、どこかの団体が毎年発表している世界の大学ランキングで1.Harvard, 2.Cambridge, 3.Yaleに次いで第4位にランクされるほどの名門である(別のランキングではOxfordの方が上位であるが、これは評価する項目の相違による)。

最初のステイ先から通学に使っていた390番のバスがUCLの前を通るので毎朝横目に見ていたのだが、中々行く機会がなかった。
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公開講座の案内
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生命科学の世界ではDNAの二重らせん構造を発見したワトソン&クリック(James Watson & Francis Crick)が今のところ史上ナンバーワンのスーパースターであることは疑いないが、UCLに限らず英国では今年が生誕200年に当たる進化論で有名なダーウィンの方を重要視しているように見える。DNA構造発見はケンブリッジ大学キャベンディッシュ研究所在籍時の業績とは言えワトソンが米国人だから(共同研究者のクリックは英国人)ということも影響しているのか?
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ダーウィンゆかりの博物館に行ってみたかったのだが平日しか開いていない模様
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2006年に経産省近畿経済産業局と大阪商工会議所の合同ミッションに帯同して訪問したUCL附属病院
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3年前にここで企業紹介のプレゼンをしたときには、まさか後年自分がロンドンに住むことになるとはほとんど考えてもいなかった・・・

17時45分帰宅。

夕食はYorkshire Beef & Ale Pie まあまあの味で3.5点
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リンゴは見かけの差はほとんどないが、いくつも種類があって買うときに迷う
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ビスケットも実にたくさん種類がある 英国ではティータイムに欠かせないアイテムである
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食べ終わって窓の外を見るとまだ昼過ぎかと見まがうほど明るい 
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23時就寝。
  1. 2011/07/05(火) 04:10:48|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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