6時35分起床。曇のち晴。最高気温26℃。
2週間の休暇も間もなく終了である。週明けからは新しいクラスが始まる。
今日も近所の散歩に出かける。と、"The British Broadcasting Corporation"という表札が出ている。

長い名前なので一瞬何だろうと考えてしまうが、短縮すればBBCである。つまり英国放送協会で、日本のNHKに該当する。
で、ここは何かと言えばBBCのスタジオなのである。

先ほどバンドメンバーらしき人達が各々楽器を携えて入って行くところが見えた。もちろん関係者以外は中に入ることはできないが、随分左右に長い建物である。しかしOxford Circusの北側にあるBBC本部もそうだが、遠くから見えるような看板や表示がまったくないので目の前に来ないとBBCであるとはわからない。そう言えば景観への配慮なのかも知れないが、都心部を除けばどこへ行っても本当に目障りな看板類が少ない。まあBBCのスタジオなど関係者だけが場所を知っていれば良いことなので、広く一般にまで知らせる必要はない、と割り切っているのかも知れないが・・・
この種の広告もよく見かけるようになった。

今ロンドンでは環境汚染および道路の渋滞対策?で自転車を推奨しているのだ。市長のBoris Johnson自らが自転車で通勤しているところをTVで、いやバスの窓越しに生でも見たことがある。
さて、今日はロンドン生活スタート後、初めて映画を見に行くことにした。地下鉄の通路に大きな広告が出ていてたいへん気になっていた。

ひげ面の方はマンチェスターユナイテッドの往年の名センターフォワードEric Cantona(エリック カントナ)で、監督は英国きっての社会派Ken Loach(ケン ローチ)となればそれだけでただの映画ではない、と思えてしまうのだ。
あちこちの映画館でやっているが、Piccadilly Circusの映画館へ行くことにした。
それは2週間ほど前に中国人におごってもらった包子、つまり肉まん(関西では豚まんと言うが)の味を思い出したからである。
中華街へ入り記憶をたどって幸いすぐに店を見つけることができた

かなり大きいので一個で軽いランチにはなる 1.2ポンド

そしていよいよ映画である

チケットはシニア料金で5.9ポンド(約850円)。学生証を見せれば学生料金になるが、シニア料金の方がさらに安いのだ。
内部は光量不足でうまく写らないがなかなか良い座席である。しかも前後の席間が広いので窮屈さがない。

映画の内容は思っていたのとは全然違っていてサッカー映画ではなかった(^^)。でもEric Cantonaが本人役で出ていて、つまりサッカー選手として出ていたので彼の雰囲気はそのままである。一方映画の主人公は同じくエリックという名前だが、マンチェスターで郵便配達の仕事をしながら男手一つで養子を育てている初老の労働者である。何をやってもうまく行かない毎日とその家庭で起こるさまざまな深刻な事件を追いかけ、最後はハッピーエンドになるという、Ken Loachにしてはまあ珍しい作品と言えるものなのである。
16時40分帰宅。
夕食はSalmon, King Prawn & Spinach Lasagne 味は悪くはないが・・・採点は不可?


23時05分就寝。
- 2011/07/03(日) 01:54:22|
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