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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年6月30日(火) 仮契約

7時20分起床。快晴。最高気温31℃。

ロンドンの地下鉄やバスには(一部の新駅を除いて)基本的に冷房がない。北国だから寒い冬への対策は万全であっても夏の暑さへの対策は必要がなかった・・・ということなのだろうか?

しかし地球温暖化の影響なのかどうか、このところ連日30℃を超える暑さの中、ラッシュ時の地下鉄車内は45℃に達するというとんでもないことになって体調が悪くなる人が続出、と新聞に書いてある。TFL(Transport for London:ロンドン交通局?)は、混み合う時間帯を避ける、脱ぎやすい服装で調節する、気分が悪いときは下車して休む、と言った注意を出してはいるが、その程度では根本的解決にならず、2012年に開催予定のロンドンオリンピックまでにはバスと地下鉄に冷房を設置する計画を進めているらしい。

11時過ぎに出かけて、バスでMarylebone校舎へ向かう。場所はBaker Street駅の向かい側である。特別用事があったわけではなく、カフェでの食事が目的。

ランチはフィッシュアンドチップス ミネラルウォーターを付けて4.35ポンド(約630円)。
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Oxford Circusへ移動してBordersにて雑誌"Time Out"を購入。2.99ポンド(約440円)。日本の"ぴあ"の先祖みたいな、毎日のイベント情報が満載の雑誌である。ついでに上階でCDやDVDも物色。

さて、ついにあのフラットに入居することを決めて必要書類を揃えているところだが、Passportは持っているし、在学証明書は大学で入手できたが、他にどうしても保証人が一人必要ということだ。そこで家内に書式を添付したメールを送信し、プリントアウトに署名してICCオフィス宛にFAXで送ってもらうことにした。それを今から受け取りに行く。

それから地下鉄Jubilee LineでFinchley Roadまで行き、LTPSに上記の書類一式を届ける。家賃1週間分に相当するHolding Deposit(予約金or手付金)も払ったので、後は正式契約を待つのみである。

駅前にWaitroseという大型スーパーがあったので、食品を購入。ここはMarks & Spencerよりもさらに高級感があり、魚や肉の売り場では客のリクエストに応じてその場で下処理を行ってくれるようである。

18時40分帰宅。

夕食はWaitroseのタンドリーチキン 
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インド料理は今や英国では完全に標準的な昼食/夕食メニューでデパートでもスーパーでも人気商品である。
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主観的にはMarks & Spencerの方が美味しかったし、このWaitroseのは一人分にしてはちょっと量が多い気がする 味は5点中3.5点くらい

このメロンは瑞々しくて美味しい
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23時50分就寝。
  1. 2011/06/30(木) 13:19:30|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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