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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年6月24日(水) イーリング・ブロードウェイ

6時30分起床。快晴一時曇。

ブライトンツアーに行った先週木曜日から昨日まで連日13~16km/日というペースで歩き回って来たので、午前中は久しぶりにのんびりと過ごす。
正午過ぎに外出。Marble Arch(マーブルアーチ)のPret-A-Mangerでハムサンドとカフェラッテという典型的イングリッシュランチ。
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でもなぜ英国の会社なのにフランス語の社名(ブランド名)なんだろうか?やはり日本と同じ島国で舶来語崇拝傾向があるのかも・・・。

ところで、日本から持って来た電池のストックが無くなって来たので電池を買う必要がある。日本で乾電池を買う場所と言えばヨドバシ、ビック等の家電量販店またはスーパーが普通で、デパートではあまり買わないと思うが、ロンドンではそういった店の棲み分けがそれほどはっきりしていない。

Oxford StreetのJohn Lewisで見たらAA(単三)の24本セットが5.75ポンド(約800円)と日本の量販店よりむしろ安いくらいだったのでそれを買った。

さて、これから来春まで半年余りの期間をどこに住むかについては、まだ特にここが良いという希望や確信があるわけではない。条件はあくまでアクセスの良さと価格および環境との兼ね合いである。

いくつか耳にしたところではEaling Broadway(イーリング・ブロードウェイ)というところが、日本人に人気がある地区の一つだそうだ。別にことさら日本人の多いところに住みたいというわけではないのだが、人気があるからにはきっと何か理由があるはずだ。ブロードウェイと言っても、もちろんニューヨークのような繁華街ではない。

というわけで、今日は実地検分に赴く。Oxford CircusからCentral Lineの12駅目で約25分かかる。Central Lineの終点駅の一つで、ゾーン3。地理的にはロンドン西部地区である。ここには鉄道と地下鉄2線が乗り入れており、初めは鉄道、次に鉄道駅に隣接してDistrict Lineの駅が1879年7月1日にオープンし、Central Lineは1920年8月3日に開業したと記録されている。
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ここは地上駅だが、駅前に広がる美しい公園がとても落ち着いた雰囲気を醸し出している。今日は天気が良いため緑が目にしみるようで一目惚れするのに十分である。
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バス路線もたくさんありそうだ
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駅前の通りにはいろんな店が軒を連ねている
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大型スーパーもあるし申し分ない
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パブはロンドンならどこの駅前にも必ずいくつかある
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ショップもレストランも一通り何でも揃っている
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とにかく駅の周辺がごちゃごちゃしておらず緑が多いことは好印象である
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天気の悪い日とか夜だと印象は異なるだろうが今日だけなら百点満点と言える。

地下鉄ルートも便利そうである
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プラットフォーム
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今日は1時間ほど駅周辺を歩き回っただけだが、環境の良いところだということはわかった。
ほとんど日本人は見なかったが、この近くに日本人学校があるので、Acton(アクトン)地区からこの辺にかけて家族で住む駐在員などが多く住んでいるらしい。それに伴ってショッピングや生活関連の利便性も高いようだ。ただし家賃の方もロンドンの平均より高めだとか・・・。

18時15分帰宅。

夕食はチキンとパイナップルのカレー
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23時30分就寝。
  1. 2011/06/24(金) 12:29:40|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

懐かしい写真がいっぱいありますね。
最近すさんできた心が満たされていくようです。

また長期間で行きたいなイギリス。
  1. URL |
  2. 2011/06/25(土) 12:53:03 |
  3. Motoki #-
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

写真が多すぎて選ぶのに苦労します。
荒んだ気持ちってわかる気がする。でも避けられない、と思う。
定年まで待たなくても、また長期滞在して下さい
  1. URL |
  2. 2011/06/25(土) 17:16:35 |
  3. oldstudentinlondon #-
  4. [ 編集 ]

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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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