fc2ブログ

定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年6月18日(木) ブライトンツアー

6時30分起床。晴のち曇。最高気温が20℃未満で再び涼しくなった。

今日はいつもより30分遅く9時15分にRegent校舎のロビーに集合し、皆で徒歩でRegent Parkへ行った。
Regent Streetを北に、All Souls Church(教会)の横を通過し、BBCの横を通過し、美しい弧を描く建物の横を通過し、ものの10分くらいで着く。
0618REGENTSTREET+NORTH_convert_20110619011831.jpg

ピクニックでもなく、何かをするというでもなく、まあみんなで散歩という感じ。
0618REGENTPARK1_convert_20110619011813.jpg

公園内をまっすぐ北上するとバラ園があるのでまずはそこで一休み。
0618REGENTPARK2_convert_20110619014300.jpg

0618PARKWORKER_convert_20110619011647.jpg

その後さらにどこかへ行くのかと思ったが、結局そこで日光浴をしながらただ取り止めなく会話を楽しむ、というだけだった。

そう言えば、UAEとヨルダンから来ている学生は昨日も今日も出て来なかった。彼らにすれば授業がないのに集まって雑談するだけ、というのはまったく"意味のない"時間なのだろうと察しがつく。別にはっきりとそう聞いたわけではないが、これまで授業の一環としていろんな会話をしていて、彼らの世界観というか価値観というものがごく限定的ではあるにしても多少わかるようになった気がするのだ。善悪の区別がはっきりしていると言うのかな、例えば彼らは宗教上(イスラム教)の理由で酒も煙草も百害あって一利なしと思っているし、そういう文化なのだから、それはそれで良いと思う。もう最後なのに出て来ないとしても、付き合いが悪いとか、そういう問題ではないのである。

さて、今日は12時30分にRegent 校舎のロビーに集合してBrighton(ブライトン)への半日ツアーである。
まず地下鉄でVictoria駅まで行く。13時06分発の列車で約1時間。
0618TRAINTOBRIGHTON_convert_20110619012111.jpg

かなり大きな終着駅である。
0618BRIGHTONSTATION_convert_20110619011153.jpg

駅前の商店街、Royal Pavillionなどの観光スポットへは立ち寄らず、海岸へ。
0618MUSEUM?_convert_20110619011554

0618SIGN_convert_20110619011959.jpg

0618STREETVIEW_convert_20110619012016.jpg

一見したところ、5日前に行ったEastbourneと余り変わらないような印象。
0618PIER_convert_20110619011704.jpg

実際、海岸リゾートとしてはこちらの方がずっと有名で人気があるそうだが、基本的には景色も施設もほぼ同じだと言っても良いくらいだ。やはり仕事をリタイアした人々の移住先としても人気で、そのため高齢者の人口も多いらしい。
0618PIERENTRANCE_convert_20110619011721.jpg

マリンスポーツのメッカでもあるようだが、今日はウィークデーだし、夏休みには少し早い。そのせいか人影もまばらである。
0618SHORE_convert_20110619015302.jpg

桟橋を進むと、食べ物屋や土産物屋が並んでいる。
0618ONTHEPIER_convert_20110619011612.jpg

ちょっと詰め込み過ぎでは? 綿菓子のことは英語でCandy Flossと言うらしい。
0618CANDYSHOP1_convert_20110619011230.jpg

確かに綿菓子だ
0618CANDYSHOP2_convert_20110619011244.jpg

こちらは金太郎飴?
0618CANDY_convert_20110619011214.jpg

でかいドーナツもある
0618DONUTS_convert_20110619011426.jpg

その穴から覗いてみると・・・
0618HOLE_convert_20110619011536.jpg

海が見える。

覗かなくても海は見えるが、かなりの荒波である。
0618FULLTIDE_convert_20110619011447.jpg

カモメが悠然と滑空している。
0618SEAGULL_convert_20110619011925.jpg

いや、やはりかなり強風のようだ。全員風上に向いているのは風圧を逃がす姿勢なのだろう。
0618SEAGULLS_convert_20110619020430.jpg

これは何と言うのかわからないが(パラサーフィンかな?)、今にも海面から離水しそうな勢いである。
0618PARASURFIN_convert_20110619011629.jpg

シャワーが浜辺に、囲いも何もないが・・・
0618SHOWER_convert_20110619011943.jpg

ヨット(ディンギー)も波打ち際から遠くに引き上げてある。
0618BOATS_convert_20110619011133.jpg

これは"Topper"という英国製のディンギーでたいへん操作性が良く、とても乗りやすい船である。
20~30歳代の頃は会社の同好会で所有していて週末には良く早朝4時頃から三浦半島の長者ケ崎あたりへ乗りに行ったものだ・・・懐かしい。
0618TOPPER_convert_20110619012052.jpg

こちらはカタマラン(双胴船)で、水と接する体積が小さいため風が良ければかなりスピードが出る。
0618CATAMARAN_convert_20110619011319.jpg

歩いている人間より飛んでいるカモメの数の方がはるかに多そうだ。
0618PROMNADE_convert_20110619011755.jpg

そうこうしているうちに18時近くになり、駅へ戻る。途中でRayal Pavillionを真後ろ側から見る。昔は英王室の住居だった建物だそうだが、まったくインドかアラビア風のデザインである。
0618DOME_convert_20110619011409.jpg

やはり大きな駅だ。プラットフォームも広いし。
0618PLATFORM_convert_20110619011738.jpg

0618RETURN_convert_20110619011851.jpg

18時13分発の列車でVictoria駅へ。予定通り約1時間後に到着し解散。

20時帰宅。

夕食はマカロニチーズ。味はまあまあだ。
0618D1_convert_20110619011335.jpg

0618D2_convert_20110619011352.jpg

0時00分就寝。
  1. 2011/06/18(土) 15:28:05|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<2009年6月19日(金) 名残惜しくても今日で終わり | ホーム | 2009年6月17日(水) ナショナル・ポートレート・ギャラリー>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://oldstudentlondon.blog40.fc2.com/tb.php/76-0e4ad82a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

本ブログの最初の記事 (1)
未分類 (352)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード