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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年6月15日(月) ラストウィーク始まる

6時30分起床。曇のち晴のち曇のち雨のち雷雨のち雹のち晴

あっと言う間の2ヵ月が過ぎて、1年間のプログラムの第一段階(General EnglishとWork Placement Skills)はとうとう最終週を迎えた。

午前の授業はもはやテキストブックから離れて、自由テーマで話し合うような感じで推移した。月曜、木曜を担当するVICKYの教室での授業はこれで終わり、木曜には皆でRegent ParkのRose Gardenを見に行くことになった。

今日のランチは誰かの発案でMarks & Spencerにサンドイッチと飲物を買い出しに行き、大学のカフェテリアの隣の休憩コーナーで。今週末から2週間のブレークをどのように過ごすのか?と言った話題とともに。

13時からのランチタイムレクチャーは英国の代表的な夏の行事について。今日はウォーキングツアーの日ではないが、ツアーガイドのREGが講師で、我々にはあまりなじみのない行事を聞く。

メーデーの由来、Whitsuntide(精霊降臨祭)、Midsummer Eve(ヨハネ祭前夜祭)、ウィンブルドン(テニス)、ダービー(競馬)、クリケット等々話題は尽きない。英国が発祥のスポーツにはサッカー、ラグビー、ゴルフを始めたくさんあるが、クリケットほど(英連邦以外では)わかりにくくてなじみのないスポーツはないだろう。一説には米国発祥のベースボールの原型だとも言われるが、1試合が終わるのに5日もかかることがあり、試合中に昼食休憩やお茶の時間まであると聞くと、もう想像を絶する。

午後はこれまで通りに授業は進められるのだが、一人ずつ交替で模擬面接があるので自分の予定時間前に別室へ移動する。模擬面接は文字通りに面接を受ける練習という意味合いと、その会話を通じてどういう仕事をインターン先として希望するかの確認という意味とを兼ねている。先日の電話注文の練習とは違って、今回は緊張することもなくコミュニケーション上の問題もなく無事終了。

16時20分帰宅。

衣類の洗濯と乾燥を終えた頃から、天気が急変。今日は朝から天気が本当に目まぐるしく変化したのだが、18時頃から雷雨、さらに大きな音を立てて雹(ヒョウ)が激しく降ったのにはびっくり(でもその後でまた青空が戻って来たが)。
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少し拡大
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もっと拡大(フォーカスが合わない)
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夕食はエビのカレーライス(マサラとピラフ)
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23時25分就寝。
  1. 2011/06/15(水) 15:11:47|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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