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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年4月26日(日) 今日も出歩く

6時55分起床。昨日購入したCDから曲をPCに移す。朝食に降りていったら昨日まで一度も姿が見えなかったこの家のご主人がおられたので初対面の挨拶をする。

会社を退職して時間ができたので来たのだ、と自己紹介したら"Lucky man!"と返された。やはりこちらでは永年働いた後リタイアすることは本当にめでたいことに他ならないのだ。
彼自身は自営業で電気系統の補修を請け負う仕事をしているため数日単位であちこちへ出張することが多いらしい。仕事と仕事の合間に休みを取るということなので在宅は不定期。家の前に自分の車(LAND ROVER)を駐車しているが、これはもちろん許可がいるらしい。ロンドンでは駐車違反の取り締まりはかなり厳しいようであるが、住宅地は許可を受けた路上駐車車両でまるまる1車線ふさがれていることも珍しくない。

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390番のバスでオックスフォードサーカスまで行って、月曜日のクラスのある建物の場所を確認後、Regent Park(リージェントパーク)に向かう。今日は快晴でパーク内は散歩する人やスポーツに興じる人も多く、なかなかのどかな日曜日という感じ。

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昼食は パーク内にあるTHE HONEST SAUSAGEという名のレストランでマッシュポテト添えのソーセージを食べる。これはイギリスの定番メニューの一つだそうだが残念ながらあまり美味しいとは思えなかった。ドイツのソーセージはいつどこで食べてもほとんど例外なく美味しかったが、イギリスのは概ねグニャーっとした感じで今イチである。ジュースと合わせて6.2ポンド(900円強)だった。

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リージェントパークでのんびり4時間ほど過ごした後、バスでHigh Street Kensington(ハイストリートケンジントン)へ。元Led ZeppelinのギタリストJimmy Pageの豪邸を見に行く。まるでお城のような家!
この近辺でときどき本人を見かけることがあるそうだが、今日は会えなかった(^^)。

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バスでピカデリーサーカスまで戻り、SPICE BAZAAR(スパイスバザール)というインドレストランで夕食。3品と飲み物で25ポンド(約3,700円)。明らかに食費をかけ過ぎ気味・・・。

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いよいよ明日から本格的な1週間が始まる。23時就寝。





  1. 2011/04/26(火) 11:50:03|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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