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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年5月26日(火) Post Officeへ行く

6時40分起床。雨のち快晴。

毎朝バスをOxford Circusで降りて、地下鉄駅内に置いてある"METRO"というタブロイドのフリーペーパーを取って来るのだが、駅員の人種も装い(基本的にユニフォームだが)もさまざまである。中にはこんなインパクトのある髪型の人も!
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さて、3連休後の授業再開である。午前の授業ではまず連休前にメール送信しておいた作文の宿題が返却された。添削を見ると、いかに多くの前置詞、定冠詞の間違いをしているか一目瞭然で愕然とする。確かに文法は知らなくても話せて書けさえすれば良いのだが、これではやはり数多くのイディオムとかコロケーションのパターンを繰り返し頭に叩き込んで完全に記憶するしか道はないのだろうか?

教科書の方もUNIT 7がほぼ終わりまで来た。しかしまだUNIT 20分の7ということは三分の一しか終了していない。そもそも2ヵ月強で終わるようにはできていない、もしくは初めから全部やろうと言うのではなく必要な部分だけやれば良いということなのか?
いやいや日本のように初めから到達目標が決まっているのではなく、重要なのは毎日のプロセスであって到達点が重要なのではないのだ、と理解しておこう。各クラスやそれを構成する学生のレベルは毎年異なるはずだし、それを杓子定規に一律のスケジュールに押し込むこと自体意味のないことだからである。

日替わりランチは焼そばと生野菜。3.35ポンド(約500円)。
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今日はNATSUKOに借りていた本(ヨーロッパ鉄道の旅)を返す。いつかドイツやスペインを鉄道で旅したいと思う。でもその前に英国のローカル鉄道の旅もしてみたい。

火曜日とは言っても週初めなのでCultural Programmeの申込日。新たに2件申し込む。

午後の授業は労働に関する用語や表現について。似た言葉でも意味が異なる、あるいは同じ意味だが異なる表現、といったことを学ぶ。こういうのは教科書からはわからない、まさに生きた英語と言える。お互いが知っていないと会話が成り立たないようなものだから。

帰りにPost Officeに立ち寄る。日本よりも早く民営化されていて外観は同じカラー/デザインコンセプトなのでわかりやすい・・・のだが必要のない時には目につくくせに、いざ必要な時にはどこにあるのかわからない。
昨日、次のホームステイ先を下見した帰りのバスから見かけたのを思い出し、そこへ行ってみることにする。Oxford Circusの近くにもあるのは知っているが、いつ通りかかっても行列の長さが半端ではないので行く気がしないのだ。

バスでEdgware Road(エッジウェア ロード)まで行って北へ歩くとほどなく着いた。読み通り列も短くて用はすぐに済ませられた。Oxford Circusのようなオフィス街じゃないからだと思う。
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夕食はCamdenTownのSuper Bowlへ。前回隣の席の人が食べているのを見てとても美味しそうだったエビカレーにいつもの豆腐煮付け、中国茶で10ポンド(約1,500円=写真なし)。ここは1ヵ月のうちに5回目だが、いつも美味しく頂ける。

近くにMarks & Spencerがあったので、ミネラルウォーターを買って帰る。

19時25分帰宅。23時10分就寝。
  1. 2011/05/26(木) 16:17:30|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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