6時30分起床。ほぼ晴。
どたばたとした出発の日からはや4週間になろうとしている。このところ、日脚も長くなり、気温もちょうど良く、快適で爽やかな毎日が続いているせいか、精神的にも随分落ち着いた日々を送っている。
初めての本格的な海外生活自体にはさほど不安は持っていなかったけれど、やはり何十年ぶりかの学生生活に対する漠然とした懸念はなかったとは言えない。国籍の違いはまあ当然としても、年齢がかけ離れたクラスメートとうまく関係が築けるのか、という一抹の不安が少しはあった。
しかしそんな不安は初日から、ものの1時間も経たずに見事に払拭できた。思うに、もし還暦を過ぎてから日本の大学に再入学したとしてこんな簡単に早くフィットできるかと言うと、それは多分難しいだろう(と思う)。
英国は年齢による差別が比較的少ない社会だと聞いていたが(他人が何歳で何をしようが意に介さない)、それもさることながら日本から来ている学生に関してはやはり海外生活という非日常の状態にあることで気持ちがオープンになっていて多少毛色の違うのがいても気にならないのかも知れない。それに加えて中国人留学生は現役大学生ではなく既卒者や社会人が多く(それだけ大人っぽくて)あまりギャップを感じることなく話ができることも大きい。
さらに中国人やサウジアラビア人など国費留学生(中国人には私費留学生もいるが)はものすごく真面目に授業に出ているし、かといってお固いわけではなく冗談を言い合って明るいクラスの雰囲気造りに貢献している。また、良い意味でムードメーカーになっているフレンドリーだが上品な物腰の南米ボリビアからの留学生は、すでにフランスの大学で学んで、今度は英語の勉強にロンドンに来ていると言った具合で、まあ言ってみれば皆が国際感覚を自分なりに持ち合わせているのだろう。
まさに"案ずるより産むが易し"。 毎日楽しく授業に出て、クラスメート達ともすっかり打ち解け、ここでの生活も安定して来た気がする。
今日の学食ランチはパスタ(ペンネ)、野菜付け合わせ、ガーリックブレッド付き。3.35ポンド(約500円)。

夕食はOxford StreetにあるMARKS & SPENCER(総合スーパー)でサラダとサンドイッチを買って帰った。8.14ポンド(約1,200円)。




19時30分帰宅。23時就寝。
- 2011/05/20(金) 15:16:08|
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