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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年5月19日(火) How come?

6時30分起床。晴一時くもり。最高気温17℃、最低気温9℃

日増しに夏が近づいて来た。とは言え、日本のような梅雨もなく、日照時間が延びてとても爽やかな季節である。日の出は5時過ぎ、日没は21時前だから16時間近くも日光の下にいる計算。今が一年で一番良い季節だと言われるのもうなずける。

テストのショックは一日限りで忘れてしまって、また授業に集中する。英語と米語には単語の綴り方、言い回し、定型表現などについて多くの相違点があるが、"How come....?"というのも英語らしい表現だと思う。"Why....?"と同じ意味だが....に平叙文が入る点が違う。語順をひっくり返さなくても良いのだ。実際、日常会話でも耳にすることが多い。また、"(be) fed up with"(うんざりする)という連語もホストマザーとの会話で良く聞くが、こういう表現が早く自然に使えるようになれば良いなあ、と思う。

今日のランチは名前は不明だが、チキンと野菜の煮込みで栄養バランスは悪くないと思う。量的にも午後の授業を控えているのでちょうど良いか。アメリカならとてもこんなものでは済まないだろうけど。3.35ポンド(約500円)。
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午後のクラスでは引き続きビジネスレター(送信/返信)の書き方を練習。

その後ICCオフィスに立ち寄って本を借りる。主に英国・欧州の観光ガイドブック、英語検定テストガイド、就職ガイドなどが何冊も置いてあり(先輩達が帰国時に置いていった?)、そのうちロンドンのガイドブックを1冊選び、貸し出し台帳に自ら記入する。それにしても2月の初訪問時にいきなりビートルズの話で盛り上がって以来、ICC Londonのマネージャーの深野さんとは会うたびに音楽の話や旅の話が尽きることはない。1時間くらいあっという間に経ってしまって、別の訪問者(学生)が来たのを機に辞去するのが通例となっている。仕事の邪魔になってないかと少し恐縮。

で、表に出たのは17時過ぎなのだが、何しろ明るくて昼下がりのような光線がOxford Streetに降り注いでいる。それでつい夕食ではなくティーを楽しむことにして、John Lewisの最上階"Place to Eat"へ行く。ティーとカップケーキで3.6ポンド(約540円)。窓から見える青空を見ながらのティーはちょっと贅沢な気分。
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20時少し前に帰宅。家の前の通りもまだこんなに明るい。
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夕食は結局SUBWAYという持ち帰り専門のサンドイッチショップでミートボールサンドを買って帰った(写真なし)。2.29ポンド(約440円)。

23時30分就寝。
  1. 2011/05/19(木) 12:17:06|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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