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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年5月30日(日) マーク・ノップラー

7時30分起床。晴一時曇。

泊まっているホテルの窓から下を見るときれいなプールがあった   
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広いガーデンも
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朝食はまずポリッジから
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そしてイングリッシュ・ブレックファスト
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チェックアウトしてホテルの入口で記念写真(ホテルの女主人に撮ってもらった)
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ホテル全景 
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右上にわざわざオリエンタルガーデンと書いてあるので、さきほど窓から見えたのはイングリッシュガーデンではなくオリエンタルガーデンだったのだ。そうかなあ?と思うが、まだ他にあったのかも知れない。

駅へ続く道路がレールの上を横切る 
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線路は続くよ、どこまでも! どうと言うこともない光景だが旅の空にあることをしみじみと実感させるには十分だ。

ウォーキングマップ 昨日歩いた道路ではなく今日は砂浜の近くを歩いてみよう
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雲の切れ間から陽光が波に反射して実に美しい 
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バンガローのようなものがいっぱい並んでいる 昨日の雨空ではなく青空の下では景色が全然違って見える
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ボランティアのおじさん 何をしているのだろう?
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今日は開店している店もある 昨日は上の道を歩いたので気が付かなかっただけかも
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貸しバンガローだろうが一戸一戸が小さいし中は暑そう
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遊歩道から砂浜へ降りる階段
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アイスクリーム 二つで3ポンド(約400円)
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アイスクリームと同時にホットドリンクも売っている 日が陰るとたちまち体感気温が下がるから暖かいものが欲しくなるのだ
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砂浜を歩く人、遊歩道を歩く人、上の歩道を歩く人、人それぞれ・・・
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日曜日なので?渋滞している
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昨日夕食に立ち寄ったパブだ
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大きなゴミ箱 Litter=ごみ Letter=手紙=ポストと間違えた日本人もいるとか(冗談?)
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ボウリングクラブのクラブハウス これは屋外で行うスポーツ
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芝生のコート
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駅近くのグランドホテル アガサ・クリスティが新婚旅行で泊まったところらしい
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観光客向けに市内の主要スポットを周回している”ランド・トレイン” 
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2時間ほど町を散歩して駅に戻って来た
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小さなローカル駅だ
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ロンドン行きの列車は跨線橋を渡った反対側のホームから発車する
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2番ホームから13時09分出発のローカル列車に乗る
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13時20分隣のニュートンアボットに到着
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ここで13時41分発のロンドン行き列車に乗り換えるが、その待ち時間にちょっと駅の外へ。改札口も何もないので自由に歩き回れるのだ。

英国内の多くの町で見かける2階建ての路線バス 決してロンドンだけではないのだ(塗装色は異なるが)
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On Time(定刻)だ
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プラットフォーム 長距離列車の停車駅でトーキー駅よりかなり乗客が多い
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車内でのティータイム
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16時27分パディントン駅に到着
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地下鉄に乗り換える 
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17時頃にホテルにチェックインして荷物を置く。今日はこれからロイヤル・アルバート・ホールへMark Knopfler(マーク・ノップラー)のコンサートを見に行くのだ。

地下鉄ハイ・ストリート・ケンジントン駅前
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軽くピザの食事 
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まだ時間は十分あったので、ケンジントンガーデン内を歩いて行く。

晴れていて日も高いので色とりどりの花や緑が美しい
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公園内にはリスもたくさん住んでいる
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野生で人になついてはいないが逃げもしない
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開演の35分前にロイヤルアルバートホールに着いた もうかなり人が集まっている
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入口付近はぎっしり
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今日から6日間の連続公演が始まるのだ
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開演15分前
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席は半分以上空いている。チケットは早くから完売しているのにどうしたのだろう?恐らくぎりぎりまで館内のバーで飲んでいるのだろう。英国のコンサートではそれが普通、サッカーでも同じだ。

無事公演が終わって拍手に応えるメンバーたち ビール片手に!
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バスでホテルに戻るのにわずか10分。

10代後半から今までに観て来た数限りないライヴコンサートの中で強いて三つを選ぶとすれば、1971年9月29日のLed Zeppelin初来日時の休憩なしで3時間半におよぶ伝説の公演(大阪フェスティバルホール)、1978年2月25日のBob Dylan初来日時の松下体育館での公演(当時大阪市内には最大2千席程度のコンサート会場しかなかったので大阪の枚方市にあった松下電器の体育館で初めてロックコンサートが開催されたのだ)、そして1983年4月2日の事前の予想をはるかに超えた完成度の高いギター演奏と歌唱力にただ圧倒されたMark Knopfler率いるThe Dire Straitsの東京公演、である。

去る3月にBob Dylanの日本公演がなければ、多分長期滞在ビザの切れる5月末までロンドンにいたはずなのだが、今回のMark Knopflerのコンサートは(その時にはまだBob Dylanの日本公演は発表されていない)発売された昨年9月時点で想定していた帰国日程に合わせて初日分を購入しておいたのだ。

Led Zeppelinは2度の来日公演とも観に行っているし、Bob Dylanは6度の来日公演の各々少なくとも2回ずつは観ている。The Dire Straitsの来日は一度だけだったが元々Mark Knopflerのワンマンバンドと言えるバンドなので今回のようなツアーメンバーを伴うソロコンサートでも印象はまったく変わらなかった。

いずれにせよ、この2ヵ月の間にマイベスト3のうちの2つをまた観ることができたとは何ともぜいたくな経験であった。


0時30分就寝。
  1. 2012/05/30(水) 23:24:42|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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