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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年5月26日(水) リンディスファーン

7時40分起床。曇一時雨のち快晴(Berwick~Holy Island)、雨(York)。

朝食 煮豆も焼きトマトもとても美味しいがハムはとびっきり美味しかった
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朝のメインストリート 昨夜と違って歩いている人も見える
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朝市?ストリートマーケットが開いている 
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防寒着のような服を売っている
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故障車の出張修理サービス? 日本で言えばJAFのようなもの?
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10時20分発ホーリーアイランド行きバス
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リンディスファーン・イン
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このリンディスファーンというのが本日の目的地ホーリーアイランドにある城のことである。何十年も前に好きで良く聞いていた英国のフォークロックバンドであるLindisfarne(リンディスファーン)はこの地名に由来していることを後年に知った。

バスの車内は観光客より地元の人の方が多いようだ 1日に2往復の貴重な足なのだ
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バスの走る車道の両側は潮がどんどん引きつつある
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沖に見えるポールは干潮時の歩道の位置を示すようだ
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10時50分終点に到着 ホーリーアイランドのバス停
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リンディスファーンワインの広告
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満潮時に水没の危険性を示すリアルな警告
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道標
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シャトルの時間
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城まで歩いて行く人が多いようだが老人や足の不自由な人には20分ごとにシャトルがある。

城への道順
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島の集落 宿とか土産物屋とか
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城まで1マイル(1.6km)の一本道が続く
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城の開館時間
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両側の牧場には羊たち
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城に近づいてきた
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ヨットが見える セーリングにも良い場所らしい
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ナショナル・トラスト(保護対象の史跡)を示すマーク
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城周辺の詳細地図
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もう城が目の前だ
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来た道を振り返ると町が見える
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ロッカールーム 城内は狭いので大きなリュック等はここに置いて行くことになっている
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ロッカーは無料
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階段を登り切ったところが城の入口
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城の入口
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城の最上階
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城の最上階からの眺め 視界を遮るものはなく周囲を見渡せるはず
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城の最上階からの景観 やはり見晴らしが良い
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このように町までよく見通せる
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カモメが真横を滑空している
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満潮である
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城内を見学 ダイニングルーム
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ダイニングテーブル
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どちらかと言えば質素で古風なベッド
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本日の風速と気温
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ドアの向こうは広間 城内で一番大きな部屋
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広間
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石灰岩の窯の構造イラスト
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長く使われていない窯の内部
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海に向かってトンネルになっている
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空に向けて大きな穴 煙突の役目?
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歴史を感じさせる
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うっかり草の上を歩くと非常に危険な場所
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城の全景
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安全に渡れる時間帯カレンダー
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安全に渡れる時間帯 本日は5時05分から12時10分までおよび17時40分から0時35分まで
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水没した車からヘリで救助される(という警告写真)
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リンディスファーンホテルの案内
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リンディスファーンホテル
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ホテルのティールームでスコーンと紅茶 
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それほど期待していたわけではなかったが、びっくりするほど美味しかった。まさに量産品でなく手作り感いっぱいで良かった。4.5ポンド(約600円)。

緑が陽に映えて美しい道路
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くついでいる羊たち
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干潮時に現れる歩道の位置を示すポール
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町の十字路
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B&BにはVACANCIES(空室あり)の表示
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当初はバスで日帰りするのではなく島内で1泊することを考えたが、インターネットでは宿泊施設情報を見つけることができなかった。しかし、予約なしで来ても泊まるところは見つかった可能性が高い。ハイシーズン以外なら大丈夫だろう。もちろん必ずあるという保証はないが・・・

リンディスファーン・プライオリー教会
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教会の構図 巡礼の地なのだ
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墓地
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教会の遺跡 
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日本のような地震国と違って、ここではこういった崩れかけたような遺跡を何百年もの間ありのままに保存している。

城と海
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こんな近くまで接近
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小さな島 ここも干潮の時には歩いて渡れるはず
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海に向かって置いてある無人のイス
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17時頃になると潮が引いて来た
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潮が引いて道が再び現れて来た
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リンディスファーン・プライオリー博物館
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博物館 
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展示内容は周辺の動植物や歴史について文字と絵の説明が中心で、閉館時間が近いこともあったのですぐに見終わって出て来た。

町の中心部
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8時間は結構長くて時間を持て余したが、ようやく18時45分発のバスで帰途につく。

バスの車窓からも潮が引いて行くのが見える
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19時12分バーウィック駅前に到着
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朝チェックアウト時に不要な荷物を預けて来たのだが、親切なホテルの主人が駅まで車で届けてくれた。

駅前にも多くの家が並んでいる
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19時43分発のロンドン行きに乗るのだ
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プラットフォームで列車を待つ
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ロンドン行き列車
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昨日はあの橋のすぐそばまで歩いたのだ
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21時37分ヨーク駅に到着。雨の中を歩いて一昨日と同じPremier Innへ。

夕食は先ほど駅で買って来たパスティを2個 5.5ポンド(約750円)
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1時00分就寝。
  1. 2012/05/26(土) 23:21:25|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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