fc2ブログ

定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年5月25日(火) 国立鉄道博物館

7時10分起床。曇のち快晴。

おなじみの朝食 毎日同じメニューでも飽きることはない
0525BF_convert_20120527012051.jpg

昨日に続いて今日もポリッジ付き
0525PORRIDGE_convert_20120527014505.jpg

たっぷりのフルーツにヨーグルトをかけて
0525BF2_convert_20120527012115.jpg

部屋
0525ROOM_convert_20120527014826.jpg

デスクもある
0525DESK_convert_20120527012537.jpg

バスタブがある
0525BATH_convert_20120527011740.jpg

ガイドブックによれば旧市街とは反対側、駅の北西隣に国立鉄道博物館があるのがわかる
0525GUIDEBOOK_convert_20120527013106.jpg

ガイドブックに記載されている国立鉄道博物館
0525NRMINGUIDEBOOK_convert_20120527014026.jpg

ヨーク駅 構内の跨線橋からプラットフォームを見下ろす
0525YORKSTATION_convert_20120527015551.jpg

ターミナル駅ではないがプラットフォームが11もある大きな駅だ 最下段に鉄道博物館の表示もある
0525PLATSIGN_convert_20120527014440.jpg

NRMへの進路標
0525NRMSIGN_convert_20120527014204.jpg

National Railway Museum(国立鉄道博物館)
0525NRMBLDG_convert_20120527013958.jpg

歓迎が各国語で 英語、仏語、独語に次いで日本語だ
0525WELCOME_convert_20120527015455.jpg

建物を入ったところはショップ 
0525NRMSHOP_convert_20120527014141.jpg

公式ガイドブック その表紙にマラード号と並んで何と日本の新幹線車両!
0525NRMBROCHURE_convert_20120528003118.jpg

法人パートナー一覧 これらの中にJR数社も入っている
0525PARTNERSIGN_convert_20120527014326.jpg

日本のJRの名もいくつかある
0525JR_convert_20120527013617.jpg

1967年のウォータールー駅を描いた絵 駅の風景は今とはずいぶん違う 特に貨物の多さが目を引く
0525WATERLOOSTATION1967_convert_20120527015430.jpg

王室専用列車用の緑の蒸気機関車 マラード号とはまた異なる優美さを持つ
0525GREENSL_convert_20120527013019.jpg

リアルな人形が置いてある
0525GUESTDOLL_convert_20120527013042.jpg

王室専用客車 
0525KINGCOACH_convert_20120527013639.jpg

車内で打ち合わせ中の国王エドワード7世
0525KINGPHOTO_convert_20120527013702.jpg

小学生の校外学習
0525SCHOOL_convert_20120527014917.jpg

黒塗りの蒸気機関車
0525BLACKSL_convert_20120527012203.jpg

黒塗りの王室専用客車
0525BLACKCOACH_convert_20120527012140.jpg

客車内がリビングルーム仕様になっている
0525COACHINSIDE1_convert_20120527012411.jpg

デスクもある
0525COACHINSIDE2_convert_20120527012431.jpg

大きなベッド 我々の乗る2段ベッドの寝台車とはずいぶん違う
0525COACHINSIDE3_convert_20120527012452.jpg

4歳のチャールズ皇太子 
0525PRINCECHARLES_convert_20120527014532.jpg

夫君アルバート公を亡くして以来常に黒服に身を包んでいたというヴィクトリア女王
0525QUEENVICTORIA_convert_20120527014559.jpg

豪華お召し列車の模型
0525ROYALTRAINMODEL_convert_20120527014850.jpg

レストラン
0525NRMRESTAURANT_convert_20120527014118.jpg

本日の料理が並んでいる
0525MAINMENU1_convert_20120527013814.jpg

本日のメインディッシュはローストポーク
0525ROASTPORK_convert_20120527014648.jpg

サイドメニュー
0525SIDEMENU_convert_20120527014943.jpg

飲物コーナー
0525BEVERAGE_convert_20120527012024.jpg

斯くして今日のランチはちょっと豪華版 8.25ポンド(約1,100円)
0525L_convert_20120527013728.jpg

歴史に残る豪華な列車に囲まれてここで食べるのは最高なのだ
0525RESTAURANTINSIDE_convert_20120527014624.jpg

この博物館のオープンは1975年
0525NRMOPEN_convert_20120527014052.jpg

サッチャー(後の首相)が保守党党首に選出されたのと同年
0525THATCHER_convert_20120527015139.jpg

チケットの大きさもデザインも1993年と現在とでほとんど変わっていない しかし当時の座席指定は手書きで記入されていた
0525TRAINTICKET_convert_20120527015202.jpg

マラード号
0525MALLARD_convert_20120527013908.jpg

マラード号のスピード記録について
0525EXPLANATION1_convert_20120527012658.jpg

マラード号が達成した時速125マイル(201km)は蒸気機関車の史上最高記録だとされているが、実際にはいろいろと議論があったことが正直に記載されている。ドイツの機関車よりわずか0.5マイル(1km)の差だが速度測定の正確さには確信があったこと、米国では常時125マイルのスピードに達する機関車も存在したがそれは当時の米国の速度制限を超えていたためマラード号の最高速度記録に異議を唱えなかったことなど。

米国の機関車の写真
0525EXPLANATION2_convert_20120527012720.jpg

ドイツの機関車
0525EXPLANATION3_convert_20120527012805.jpg

この説明によれば、当時の米国の列車はシカゴとミネアポリス/セントポール間をいくつかの駅で途中停車しながら633kmに及ぶ全距離を6時間半で走っていたが、実は当時の法令速度制限は時速80kmだった、と何とも皮肉な逸話である。

ジョージ・スティーブンソンのロケット号(復元模型)
0525ROCKET1829_convert_20120527014738.jpg

1829年にマンチェスターとリバプール間を結んだロケット号の客車 まだ馬車の面影が強い
0525ROCKETCOACH_convert_20120527014801.jpg

1951年と1994年を比較すると英国の鉄道路線は47%減、旅客数は14%減、貨物量は65%減
0525FACT1_convert_20120527012826.jpg

英国で本物の新幹線車両を間近で見るのも妙な感じ
0525HIKARITRAIN_convert_20120527013415.jpg

ここから車内に入ることができる
0525HIKARIWALKWAY_convert_20120527013439.jpg

おなじみの3列+2列座席の車内
0525HIKARISEAT_convert_20120527013306.jpg

懐かしい切符
0525HIKARITICKET_convert_20120527013354.jpg

新幹線車両の勢揃い写真 100系、300系、500系、700系、ドクターイエロー、それに300X
0525HIKARILINEUP_convert_20120527013243.jpg

歴代各タイプの最高速度比較 500系が一番早いのだ
0525HIKARISPEED_convert_20120527013329.jpg

新幹線300Xとは速度試験専用の特別編成車両
0525HIKARI300X_convert_20120527013151.jpg

ユーロスターは一応置いてあると言う程度で控え目の展示
0525EUROSTAR_convert_20120527012618.jpg

階上は鉄道関連図書室
0525LIBRARY_convert_20120527013751.jpg

階上からマラード号を見下ろす
0525MALLARDFROMDECK_convert_20120527013935.jpg

左に目を転じると新幹線車両
0525HIKARIFROMDECK_convert_20120527013217.jpg

大ホールの平面図 入口からすぐのところにある「4」がマラード号、「1」が新幹線の場所を示す
0525GREATHALMAP_convert_20120527012952.jpg

この他にもいろいろ興味深いものが並んでいて気が付いたら4時間以上もうろついていた。多分1日中いても飽きないだろう! しかしショップで記念になるもの(Tシャツ、キーホルダー等)をあれこれ買い込んで次の目的地へ向かうことにした。

もう一度旧市街を一回り
0525OLDCITYSTREET_convert_20120527014230.jpg

テディベアの専門ショップ
0525TEDDYBEARSHOP_convert_20120527015117.jpg

ピーターラビットの専門店
0525PETERRABBITSHOP_convert_20120527014350.jpg

パン屋
0525BAKERY_convert_20120527011658.jpg

ドーナツ イギリス人好み?で超甘そうだが美味しそう 
0525DOUNUT_convert_20120527012557.jpg

微妙に曲がった道
0525WINDINGROAD_convert_20120527015517.jpg

傾いた(ような)家が普通にある
0525BENTHOUSE_convert_20120527011803.jpg

グラスゴー行き発車時刻表示 16時46分発
0525TRAINTIMETOGLASGOW_convert_20120527015230.jpg

車内で飲む紅茶 今日のは英国人に人気のPG tipsティーバッグ
0525PGTIPS_convert_20120527014415.jpg

明日行くホーリーアイランドが遠くに見える
0525ISLANDLONGVIEW_convert_20120527013555.jpg

18時30分バーウィック・アポン・トゥイード到着
0525BERWICKSIGN_convert_20120527011911.jpg

乗って来たグラスゴー行き列車
0525TRAINTOGLASGOW_convert_20120527015307.jpg

バーウィック・アポン・トゥイード駅舎
0525BERWICKSTATION_convert_20120527011936.jpg

バーウィック・アポン・トゥイード駅近辺のメインストリートだが歩行者は見当たらない
0525BERWICKSTREET_convert_20120527012001.jpg

10分ほど歩いたところに今日泊まるホテルを発見 表通りから狭い横道へ入ったところ
0525BERWICKHOTEL_convert_20120527011848.jpg

ホテルの入口
0525HOTELENTRANCE_convert_20120527013529.jpg

ホテルと言っても実質は家族経営のB&B 客室数は結構多そうだ
0525HOTELINSIDE_convert_20120528001120.jpg

すぐ横に通っている遊歩道側から見た全景
0525HOTELBLDG_convert_20120527013504.jpg

町の空撮写真 陸側は城壁に囲まれて川側に開けている
0525AERIALVIEW_convert_20120527011635.jpg

城壁の上は遊歩道
0525WALK_convert_20120527015359.jpg

一瞬写真を斜めに撮ったのかと思ったが実際は大木の方が傾いているのだ 斜面に対して直角に延びている
0525BENTTREE_convert_20120527011825.jpg

本物の大砲が置いてある と言ってもイングランドとスコットランドが常に戦っていた頃の名残り
0525GUN_convert_20120527013128.jpg

サッカーに興じる大人たち その表情は遊びではなくまさに真剣勝負だ ちゃんとレフェリーもいる
0525FOOTBALL1_convert_20120527012849.jpg

今の時期は午後8時を過ぎても明るいので仕事が終わった後に試合ができる
0525FOOTBALL2_convert_20120527012912.jpg

ゴルフを楽しむ人も多い 素晴らしい天気で気持ち良さそう
0525GOLF_convert_20120527012932.jpg

城壁に穴を開けてメインストリートが通っている
0525TUNNEL_convert_20120527015335.jpg

メインストリート
0525STREETVIEW_convert_20120527015029.jpg

坂の多い町
0525SLOPE_convert_20120527015004.jpg

営業中のスーパーマーケットがあったので買い物
0525SUPER_convert_20120527015054.jpg

天気が良いので2時間ほどかけて遊歩道伝いに町を一周してメインストリートへ戻って来た
0525MAINSTREET_convert_20120527013842.jpg

バス時刻表
0525BUSTIME1_convert_20120527012244.jpg

明日はBとGだ
0525BUSTIME2_convert_20120527012325.jpg

Bでホーリーアイランドへ行ってGで帰って来れば現地に約8時間滞在できる
0525BUSTIME3_convert_20120527012347.jpg

夕食はスーパーで買って来たサンドイッチと紅茶 7.53ポンド(約1,000円) ランチのようなメニューだ
0525D_convert_20120527012515.jpg


2時10分就寝。
  1. 2012/05/25(金) 23:20:36|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<2010年5月26日(水) リンディスファーン | ホーム | 2010年5月24日(月) グラスゴーからヨークへ>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://oldstudentlondon.blog40.fc2.com/tb.php/367-5bc0b948
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

本ブログの最初の記事 (1)
未分類 (352)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード