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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年5月21日(金) 久しぶりのロンドンを満喫

7時10分起床。晴一時曇。最高気温25℃。

爽やかな朝。時差の影響もなくすっきりとした目覚め。

おなじみの英国式朝食 これで一日を元気に過ごせる(気がする)
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ホテルの入口 
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10時15分にチェックアウト 名前はホテルだが実態はB&Bである。部屋は狭いが朝食込みで50ポンド(約6,500円)はロンドン中心部としてはリーズナブル。

ホテルの入っている建物 横長の大きな建物だが入口ごとにテナントは異なり、別のホテルになっている
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円を描くような形の建物の中心部には公園がある
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周辺住民専用の公園 住民は専用の鍵を持っている
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ホテルから徒歩で数分のEuston駅へ。

Euston駅の手荷物預かり所 
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英国ではコインロッカーを余り見かけないが、主要な駅には有人預かり所がある。スーツケースを預けて身軽になり地下鉄でLondon Bridgeへ向かう。

その地下鉄車内で3月まで通っていた大学の広告を発見
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タワーブリッジ
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タワーブリッジに到着 今までに数回通ったことがある
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見上げると空中に通路が2本・・・
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タワーブリッジからテムズ川を見ると戦艦が停泊中 実はあれがImperial War Museum(王立戦争博物館)
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ロンドン塔
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タワーブリッジの内部は博物館になっているが、入場するのは今回が初めて 入場料5ポンド(約700円) 
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タワーブリッジの歴史
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巻き上げローラー
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いっぱいまで上がった状態のポンプ 
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ストッパーを外すとこれが重力で下がり巻き上げローラーが回転して橋が上がる仕組み。これなら例え停電でも問題なく作動する。

ちょうどランチタイムなので多くの人がテムズの畔でランチ中?
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特徴あるデザインの市庁舎
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Imperial War Museum(王立戦争博物館)の表示
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左手に博物館、右奥にタワーブリッジ
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開館時間 入場料は学生とシニアが10.4ポンド(約1,400円)
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博物館案内図 現役時代はHMS Belfastという名前の艦船だったのだ
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戦争博物館への桟橋
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博物館の前部
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艦載砲
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砲弾を充填する装置
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HMS Belfastの歴史 第二次大戦から朝鮮戦争まで出動
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将校用船室の表示
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将校の人形 なかなかリアリティがある
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礼拝室
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ラジオやダンス音楽を艦内に流すために設けられた放送室 ただし戦線から退役後に設置されたもの
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キッチンは意外に広い(すべて人形)
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働いている人たちも楽しそう(に見える)
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歯医者も搭乗している 痛さが伝わって来るような・・・
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検査室
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操舵室
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見張りから伝えられた敵艦の位置と距離の情報から中央にある手動式計算機で艦砲の方向と角度を算出して砲手に伝える
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艦内の売店を復元したもの チョコレートやソフトドリンクが並んでいる 
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カフェは実際に営業中 何となく学食のような雰囲気 紅茶が1.65ポンド(約200円)
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タワーブリッジから市庁舎を望む
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主艦橋
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食器室の表示
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食器室内部 食器はすべて紋章入
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なかなか面白い見学コースの設定だった。元来た道を戻ってLondon Bridge駅を通り越し、さらに西へ向かう。

Borough Market(バラマーケット) 
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ここは以前から一番好きな食品市場で、肉類、魚介類、野菜等欲しいものは何でも手に入る。

左手に肉屋 中央奥にパン屋
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ここへ来ると必ず買うスコーン かすかな塩味がして何も付けなくても美味しい 1ポンド 
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再びLondon Bridge駅に戻って地下鉄に乗る。

High Street Kensington駅で下車しケンジントン・ガーデンの方へ歩く
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ケンジントン・ガーデンの案内図
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ガーデン内は新緑にあふれている
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ラウンド池
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半年前にLondonに来て同じプログラムに参加しているSACHIKOと会って近況を聞くためガーデン内のティールームThe Orangeryで待ち合わせているのだ。

アフターヌーンティー 紅茶1ポット分のお代わりとチップ込みで一人20ポンド(約2,700円)
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上段はケーキ、中断はスコーン、下段はサンドイッチ これで一人前
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相変わらず精力的にミュージカル等の舞台芸術を毎日鑑賞しているそうだ。日が長いので外はいつまでも明るいが調子に乗って話をしているうちに3時間余が過ぎていた。紅茶を7~8杯飲んだのでお腹は水分でだぶだぶ。

19時過ぎにガーデンの出口で別れる。

地下鉄でKings Crossまで行き、昨日と同じChop Chopでサワーチキン(酢鶏)入り焼そば 4.4ポンド(約600円)
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Euston駅で預けていた荷物を受け取る。8ポンド(約1,100円)。

インヴァネス行きカレドニアン・スリーパーは15番線から21時16分出発
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寝台車の車体にカレドニアン・スリーパーの文字
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車内 2段寝台 
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3月にPenzanceへ行ったときは2段寝台のコンパートメントを一人使用だったのでファーストクラス気分だったが、今回は中年ビジネスマンが下段を占めていた。一言二言挨拶を交わしてすぐに上段ベッドに潜り込む。

定刻に発車したが、少し読書した後、21時30分就寝。
  1. 2012/05/21(月) 23:50:27|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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