2時40分起床。曇。
大幅に経度差のある長距離の飛行機移動をするときは時差ぼけ対策が必須である。薬物を使った積極的な対処法としてメラトニンがつとに有名だが、自分にとっては2、3日前から行先の時間帯で生活するという方法が一番簡単で一定の効果がある方法だと思っている。
さらに、着いた日から良い睡眠が取れるように機内での睡眠時間を調整することも大切。午後に到着する場合は機内でできるだけ眠らないでおき、朝到着の場合は機内でよく眠っておく。要するに生体リズムを早く変えることだ(メラトニンも同じ原理だが)。
昨夜は19時前に寝て今朝3時前に起きたと言うことは、日本時間に置き換えると朝の4時前に寝て正午前に起きたことになる。時間帯移行の第一段階としてはまずまずであろう。後はできるだけ睡眠不足状態を維持して、いざ眠りたい時間にすぐ眠れるようにすること、が必要だ。
6時18分にホテルをチェックアウト。いつの間にか6時にはもう夜が明けている季節となった。
Earl's Courtに泊まった理由はPiccadilly lineが通っているのでヒースローまで1本で行けるからだ

6時30分に発車した列車は7時9分に”Heathrow Terminals 1,2,3”到着。Tubeは時間はかかるがHeathrow Expressの数分の1の運賃で済む。
SAS(Scandinavian Airlines)のチェックインカウンターでスーツケース2個を預けてから出国手続を終えるまでわずか15分で済んだ。米国だと1時間以上は覚悟しないといけないところだが、ヨーロッパではたいていの場合あっけないほど早い。
9時55分発SK502便でSASの本拠地コペンハーゲンに向かう

機種はMD-82

乗客数は150席中6割くらい

機内の朝食サービスが始まった

北欧スタイル?見栄えはあまりパッとしないが美味しかった

SASはコペンを起点に北米、ドバイ、バンコク、北京、東京に飛んでいる

東京への飛行ルートは大部分がロシア上空であることがよくわかる。30年くらい前に初めてヨーロッパに行った頃は南回りだとか北回りだとか、旧ソ連上空を避けて随分遠回りしていたのだ。何度か途中の空港に降りて給油し18~24時間かかった記憶があるが、今ではたったの8~9時間だ。
12時40分、予定よりも少し早くコペンに到着。次の便まで時間があるのでWireless Internetコーナーを見つけて、まだ帰国の連絡をしていなかった何人かにメールを送る。60分間の利用で60クローナ(約1,000円)も取られた。
乗り換えるのは15時40分発成田行きSK983便である

成田便の機内 エコノミープラスというちょっとだけ前後の間隔が広めの席である さらに同クラスの一番前の席だったので足が伸ばせてラッキーだった

成田便の夕食

メインは白身魚のソテーとピラフ。これも見栄えは今イチだが美味しかった。食器がプラスティックではなく陶器とガラスなのも良かった。繁忙期のエコノミークラスでは食事と言うよりエサを与えられているように感じることがあるが、これは質量ともに問題はなかった。
- 2012/03/25(日) 23:24:07|
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