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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年3月17日(水) ”食べつくしパーティ”その1

7時15分起床。曇一時晴。気温15~4℃。

9時20分に出発。TubeでPiccadilly Circusまで行きロンドン三越の中にあるヤマト運輸のオフィスで段ボール箱を買う。日本だと近くのスーパーからもらってきたもので済ますこともできるが、引越荷物といえども手続上は輸出入品の扱いとなるのですべて慎重に行わなければならない。個数と重さの両方でカウントされて結構な料金となるので、思い出に持って帰りたくてもあまり重要性の高くないものはあきらめて捨てることにする。

段ボール箱自体が日本に比べるととても高価なので中サイズ2個、小サイズ1個だけにする。それだけで10ポンド。添付用書類、申告書、送り状の書き方案内等も併せて入手する。

持ち歩くにはかさばり過ぎるのでいったん帰宅。まだ少し時間があったので洗濯をする。

12時20分過ぎに再び出かけ、Regent校舎へ。Lunchtime Lectureの"The Great English Pop Song"も今日がこの1~3月シリーズの最終回だ。昨年4月頃とは受講生の顔ぶれもすっかり変わっているが、講師のHughは相変わらず絶妙の話術で皆を引き込んで行く。今日の題材はThe Beatlesの"You've got to hide your love away"。Beatlesの"You can work it out"で始まったロンドン生活の最後もまたBeatlesで飾ることになるとは本当に感慨無量だ。

SACHIKOも参加していたので講義終了後にシャッター押しを頼む。

Hughとのツーショット
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今夜は”食べつくしパーティ第1部”を予定している。フラットを退去する前に、備蓄している食料品を片付けなければならないからだ。ただ皆、帰国が迫っているためなかなか都合が合わず、2回に分けることにした。第2部は22日の予定である。

メインはそうめんと天ぷら(海老、さつまいも、にんじん、玉ねぎ、コーン)。赤飯、大根とお揚げの炊き合わせ、デザートに3種のベリー入ゼリーとバニラアイスクリーム、薄茶と和菓子で締め。

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そしていつものように記念写真
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新聞の天気予報欄を見ると、今日は日出が6時08分で日没が18時08分、つまり昼夜の長さがちょうど一致して、明日からは昼の方が夜より長くなるという転換点だったのだ。


1時35分就寝。
  1. 2012/03/17(土) 23:24:02|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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