6時45分起床。曇のち快晴。気温13~2℃。
9時45分に出発しOvergroundに乗ってフィドルレッスンに行く。半年前から週に1度のペースで続けて来て今日が19回目でありラストレッスンでもある。まったくの未経験者が(人前で演奏できるまでには至らなかったが)一応曲らしきものを弾いて自分で楽しむまでできるようなれたのは指導者のPeteの楽しい教え方のおかげだと思う。
もっとも今日がラストと言うわりにはことさら感慨深いという感じではなかった。その理由は10日後には2人とも日本にいて彼は東京~長野~大阪~京都を巡る演奏ツアーを予定しているからである。帰宅した翌々日には大阪でのソロコンサートに行く予定をしているので、場所こそ異なるもののこれまでとあまり変わることなく”See you next week! じゃあまた来週!”という感じなのである。
しかしこのフラットを訪ねるのが最後になることは確かなので記念写真を撮る

11時30分に終了し、いつもの道をゆっくりとCrouch Hill駅へ向かう。夏の終わり頃の爽やかな日差し、紅葉の美しい秋、坂道が氷に覆われて滑らないようにするのがたいへんだった冬、何気なく19往復して来た道筋にもたくさんの思い出が残った。
Crouch Hill駅プラットフォーム 殺風景だが何か雰囲気のある駅だ


12時15分帰宅。
ランチはきつねそば

帰国まであと10日となったため、そろそろ荷造りの準備をしなければならない。
一番大切な荷物は何かと言えば、やはり授業で使った教科書を含む書籍とノート類そして買い集めたCDとDVDだ

観光ガイドブックも混じっているが・・・
それに地図やパンフレット類も

CD/DVDは極力抑えて来たつもりだが80枚近く買い込んでしまった

これはケースに入ったままのConcertina(コンサーティーナ)

昨年8月のWhitby Folk Weekで名手Alistair Andersonの演奏するその至上の音色に聴き惚れて思わず買ったものの、とうとう練習の機会がないままになった。
レッスンの問い合わせに対するPeteからの返信メールが届くのがもう1週間でも遅れていれば、ひょっとするとフィドルではなくこの楽器のレッスンに踏み切っていたかも知れない(後で知ったのだが90歳を超えたご尊父が危篤となりイングランド中東部の実家に帰っていてメールの受発信ができなかったためらしい)。
しかしこのバイオリンにしても京都の古道具屋で見つけて衝動買いしたのは相当昔のことで、半年前に初めて自分で音を出して曲が弾けるようになるまで四半世紀くらいはかかったのだから、この楽器の練習を始めるのは10年先でも良いか、と考えよう。
こちらはロンドンでついに陽の目を見ることになった愛用のフィドル

15時に再度出発してICCオフィスを訪ねる。昨日の夕方、日本から手紙が届いているというメールを頂いていたのだ。それはもう確認するまでもなくBob Dylanのチケットだ。2月22日に書留で発送されたものがどうして1ヵ月近くもかかったのかは謎のままだが、とにかく届いて良かった。
これで、3月26日に成田に到着するという帰国スケジュールが初めて意味のあるものとなったのだ。
いったん帰宅して夕食はレトルトカレー

その後、今日3度目となる外出はtubeでOxford Circusへ。
18時30分からCambridge Examのクラスに出席。正直なところ3月6日に本番テストを受けてからはもはや気が抜けたような感じであるが、日程の許す限り受講を続けたい。
22時10分帰宅。夜食はお茶漬け。そしてしばらくぶりにSabo(ヘアカッター)を使って自分で散髪をする。
1時05分就寝。
- 2012/03/16(金) 23:22:49|
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