7時00分起床。快晴のち曇。気温13~2℃。
旅行などのためすっかりサボっていたフィドルの練習をする。その後近くのスーパーで食料の買い出し。ミネラルウォーター、ミルク、チーズ、オレンジジュース、ヨーグルト、パン、とほとんど朝食用のものばかりだ。
16時に出発して、打ち合わせ通り16時30分にOxford Circusの角でSACHIKOと落ち合う。今日はQueens Theatreにミュージカル"Les Misérables"を見に行くのだ。ちょうど2ヵ月前の"We Will Rock You"がロンドンでは初めてのミュージカル体験だったのだが、帰国前にもう一つくらいは見ておこうと思ってチケット入手を頼んでおいたのだ。サッカーの試合なら自分で入手できるが、ミュージカルチケットは専門外?なので慣れた人に頼むのが手っ取り早い。
入手方法には1)劇場のウェブサイト、2)オンラインのチケット売買サイト、3)Piccadilly Circus近辺に数多ある大小のチケットショップ、4)tkts(公式ディスカウントセンター)、5)上演される劇場のチケットカウンター、等があるが、どの方法が一番安くて良い席を入手できるかは、日常的に価格や流通状況などをチェックすることで十分な勘と相場観が養われていないと最善の選択はできない。そういう理由からこの半年で既に百数十回もいろいろな演目を観に行っているというSACHIKOに頼むのが必須と言える。
結局数日前からのリサーチによって、5)の方法で当日券を狙うのが最善だろうということに決めたらしく、まずはChina Townの"人民公社"というレストランで夕食。1月にTAROと入った表通りのレストランは随分高かったが、ここは路地に面したロケーションのせいか予想よりも安かった。
食事の終わる頃、SACHIKOがここから目と鼻の先にある劇場まで行って当日券を手に戻って来た

27.5ポンド(約3,800円)。中央より後ろだが見易い位置で、この価格はとてもリーズナブルだそうだ。外国のオーケストラ等でも同じことだが、もし来日公演ともなれば軽くこの数倍はするのだろう。
これで開演時間まではゆっくりできるので、近くのCOSTAでコーヒーを飲む。
19時30分の開演の少し前にQueen's Theatreへ。6年前からここに移ったらしいが、初演から一度も途切れずに25年間休みなし(日曜は休演)で上演しているというのはいくら何でもすご過ぎる。それも月曜から土曜までマチネーも含めて毎週8回ずつ上演しているのだから。
Queen's Theatre

Les Misérables

日本ではニューヨークのブロードウェイがミュージカルの代名詞のように有名だが、ロンドンが初演で、上演回数も多い演し物もたくさんある。レ・ミゼラブルもその一つだ。ストーリー自体は小学校か中学校のときに読んだ記憶があるが、ミュージカル版の音楽は今まで意識して聞いたことがなかった。
しかし昨年の今頃"Britain's Got Talent"というテレビの視聴者参加番組から彗星のように現われて話題となったスコットランドの田舎町在住の女性Susan Boyleが一躍有名人になるきっかけとなった曲"I Dreamed A Dream"もこのミュージカルの劇中歌の一つである。とにかくどの音楽も良いし、各配役の力量も申し分ないし、ストーリーは良いし、たいへん感動的だった。"We Will Rock You"の方はクイーンの音楽の良さが魅力の大半を占めていたが、"Les Misérables"はすべてにおいて完成度が高いと思った。世界最長のロングラン公演中というのもダテではないのだ。
22時21分終演。Tubeを乗り継いで23時過ぎに帰宅。
1時40分就寝。
- 2012/03/15(木) 23:02:46|
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