7時15分起床。曇のち晴。気温6~-1℃。
バラを一輪挿しに飾っているが花が少しくたびれて来たようだ

フラットの賃貸契約では退去予定を1ヵ月以上前に通知しなければならないことになっているので、今日仲介業者のLTPSにメールで連絡した。インターンシップが始まったばかりだというのに、もうあと30数日で帰国するのだ!が、今イチぴんと来ない。
午前中は3Connectのtop-upをするためKilburn High Roadまで歩いて出かけた。ついでに"Poundland"でゴミ箱用ポリ袋とキッチンタオルを購入。ここもずいぶんお世話になったところの一つだ。全商品1ポンドなのでとにかく安い。
午後には以前からいつかそのうち行こうと思っていたDesign Museum(デザイン博物館)に向かう。芸術ではなく工場で大量生産される商品をそのまま展示する世界初の工業デザイン博物館らしい。Jubilee line1本でLondon Bridgeまで行って歩いても良いが、敢えてMetropolitan lineとCircle lineを乗り継いでTower Hillまで行った。
タワーブリッジを渡る

ここが橋のちょうど真ん中辺り

この方向に見えるロンドン東部はまったく新しいデザインの建物揃いで何か別の都市のようだ

非対称型のモダンなデザインの建物は市役所

博物館に近づくに連れ道は狭く車道の幅一杯に車が走っている

と思うと、こんなモダンデザインのポッシュなフラットもある

THE CIRCLEと言うフラットで1DKでも5千万円くらいするらしい 高級住宅地とはほど遠かったロンドン南東部のイメージも変わったものだ。
その前に駐車していたロールスロイス・ファントム

全長6m、幅2mはある世界最大級最高級乗用車でこれも5千万円以上はする。この辺りはまさに金の匂いが立ち込めているようだ。
博物館の外観

隣接するのがデザイナー用住宅

このように博物館を抱え込むようにデザイナー専用集合住宅になっているのだ

デザイン博物館入口

中に入るとかなり広く、大物から小物までかなりの数の展示品である

展示の仕方はただ並べてあるだけという印象だが、製品毎に年代順になっていて各々説明もついているので分かり易い

こういう組み合わせの"コンポステレオ"が1980年代頃までは主流だった

規格とデザインの統一感を重視してLPプレーヤー、カセットテープレコーダー/プレーヤー、チューナー、プリメインアンプを同一メーカー品で揃えるのだ。
ラジオも昔はこんなに大きかった

可愛らしいコーヒーメーカー

ブラウン製のコーヒーミル

これは結婚祝いに友人達にリクエストして贈ってもらったものだ。よくある回転刃式と違って臼式の優れものでコーヒー豆がきめ細かく均一に挽けるのでとても気に入っていた。カラーは黄色だったが、その後25年近く愛用して、ついに消耗品のストックがなくなってしまったのを機に不本意ながら廃棄とした。
NIZO(ニッツォ:西ドイツのカメラメーカー)のムービーカメラ

NIZOがBRAUNに買収されてからの1964年の製品だが既に機能とデザインの基本は完成している

日本では当時ゼンマイ駆動式カメラをサンキョーが製造しており、電動式のカメラをニコン、キャノン、ミノルタ等が製造するのはもう少し後の話だ。中学時代のクラブ活動でそのサンキョーのカメラを使用していたことを思い出す。
それでも高機能化は進みデザインも一段と洗練されたものになっている

1970年代になると8ミリフィルムムービーカメラのデザインは完成の域に達したと言えよう

さらにサウンド8ミリの登場で同時録音が可能になった

1976年には8ミリもトーキーになったのだ

8ミリ映写機 カメラとセットで必要なものだ

1980年の初期の家庭用ビデオカメラ 大きくて重かった

アナログからデジタルへの大きな転換点を迎えたのだ

記念にショップでピンバッジを買った

Blueprint CafeはMuseum付設Cafeだが今日は入らなかった。

博物館はテムズに面しているので左の方にタワーブリッジの全景が見える

結局2時間ほど見学していたことになるが、この後バスでPiccadillyI Circusまで戻る。
間もなく閉店するJapan Centreの旧店舗 新しい店舗は近くのロンドン三越の隣に移っている

16時30分帰宅。
夕食用の牛肉の黒豆ソース

上記の牛肉と昨日のエビと春巻きを合わせてサラダとともに

これからは休日を最大限有効に使って行き残しているところを巡ってみたいと思う。
1時50分就寝。
- 2012/02/19(日) 23:40:50|
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