7時起床。曇り。
今日は12時過ぎにチケットを受け取りに行って、17時30分キックオフのサッカーの試合を見に行く!のだが、その前に午前中に一つ行きたいところがあった。それはホストマザーお薦めの博物館でGeffrye Museumと言い、スペルと発音が一致しないがジェフリーミュージアムと読むらしい。
朝食後、地下鉄でLiverpool Streetまで行き、さらにバスで10分ほど行ったShoreditch(ショーディッチ)地区にある大きな前庭のある風格のある建物である。


説明を読むと1714年に開設されたAlmshouse即ち養老院だったものが、今は英国近世から近代に至るさまざまな時代のインテリアをそのまま再現して展示してあると言う。
まったく訪問客らしい姿は見えないが、HERB GARDENの表示に従ってどんどん入って行く。表通りからは見えないが意外と広い庭園というか薬草園が裏庭に広がっている。





薬用、化粧品用、香草とかいろんな種類のハーブが分別栽培されている。

残念ながら建物の内部は撮影できなかったが、一般的な(と言ってもかなり上流の)家庭の居間や寝室が再現してある。教えてもらわなかったら多分来ることはなかったと思うが、なかなか興味深い博物館であった。
さて、チケットは用意できているのか?できていた!無事受領。見るとフェースバリュー57ポンド、だから約2倍で買ったことになるが、これは決して法外とは言えない。昨日も触れたようにイングランドプレミアリーグでは、シーズンチケット所有者、ファンクラブ会員、その次に一般用という発売順位になるので市場に出る枚数が極めて少ないこともあり、おまけに今日はリバプール戦なのだからその価値があると思えば十分納得がいくのだ。

昼食は滅多に行かないMcDonald'sにて。ジュースも付けて2.78ポンド(約400円)。


しかしロンドンの地下鉄は不便だ。週末には必ずどこかのラインが運休となり、別経路で行くか代替バスを使うかしないと目的地に行けない。途中のWest Ham駅にて乗り換え。この乗客は間違いなくサッカーを見に行く人達。

Upton Park駅に着いた。外に出るとすでに空気が違っている。ここはいわゆるイーストエンドというロンドンでも労働者の町として知られるところ(の一部)。そこに試合前の殺気にも似た緊張感が漂っているのだ、スタジアムから離れた駅前まで。サッカーは選手や監督だけでなく熱心なファン(サポーターと言う方が正式)も重要な構成要素なのだと知らされる。

スタジアムまでの道路は車と人でいっぱいだ。

混み合った道を7、8分歩くともうスタジアムに到着。プレミアリーグのスタジアムは概して立派だ。

これはまだキックオフの約1時間前。

中に入るとまず売店で美味しいステーキパイを買う。ドリンク共で4.5ポンド(約600円)。

席はと言うと・・・なんと前から2列目!ピッチが近くてほとんど目の高さで見える。素晴らしい!


選手のウォーミングアップ。

審判もウォーミングアップ。

そして試合直前の散水。

ついにキックオフの時間。サポーターのテンションが写真から伝わって来るような。

アウェイのリバプールは青緑のジャージでスティーブン・ジェラード(8番)やフェルナンド・トーレス(中央)が間近に。

ディレク・カイト(18番)も。

そしてハーフタイムにも散水。

試合は順当にリバプールが貫禄の完封勝利。本当はリバプールファンであってもここはウエストハムのホームだから拍手したり喜んだりしてはいけない。残念そうな顔までする必要はないが、まあポーカーフェースでいることが肝心。

試合は19時18分に終わったが、観客でごった返す駅への入場規制のため、帰りの地下鉄に乗るまで45分くらいかかった。

今日の夕食は昨日の"菊森"のすぐ隣にあるTuffnel Park Kebabで持ち帰り。ケバブというのはトルコ料理だが市内のどこでも見かける。スパイシーなチキンケバブ(パンで包んである)に野菜サラダ、チップス(フライドポテト)がたっぷりついて4.8ポンド(約700円)。

中はこんな具合で実に美味しかった。

今日は充実の一日だった。大満足で23時40分就寝。
- 2011/05/09(月) 17:04:22|
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