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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月30日(土) これぞ本物のホームパーティ

7時50分起床。快晴。気温3~-3℃。

8時前の夜明け直前の空
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日の出は8時15分
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屋根には雪が積もっていた
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1月最後の週末である。昨年5月以来、1年前にはまったく想像もできなかった若い友人達と素晴らしいパーティーに誘ってもらったり招待したりして手料理をご馳走になったりご馳走したりを重ねて来たのだが、今日の午後は今までで一番楽しみなパーティーがある。

しかし、それにはまだ十分な時間があるので、ちょっと思いつくところがあって出かけることにした。

日本から持って来た本の一つで"ROCKIN' LONDON" 出発直前の昨年1月27日に初版が発行されたばかり
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内容はまあ有名人(ブリティッシュロックミュージシャン)の住居または縁のある場所を写真と地図で紹介するガイドブックである。National Portrait Galleryで購入した"The Beatles' London"がビートルズ関連に特化しているのに対して、こちらは日本人が書いた本で主に1960~70年代に活躍した多くのミュージシャンを取り上げている。この本のビートルズに関係する場所のいくつかは既に行ってみたのだが(住んでいるすぐ近くにもいくつかあった)、15日前に観に行ったミュージカル"We Will Rock You"をきっかけに"Queen"のボーカルの良さを再認識したので故Freddie Mercuryの家を訪ねてみようかと思ったのだ。

Queenについては彼が1991年にエイズに由来する感染症で亡くなったことをニュースで聞いたくらいしか記憶になくて、それほど意識していたバンドではなかったのだが、改めて聴き直してみると曲は名曲揃い、ボーカルは超一流だったのだと今頃になって気付かされた。

いつも利用するWest Hampstead Stationから出発
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プラットフォームには積雪が残ってつるつる滑る
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Jubilee lineとPiccadilly lineを乗り継いで約30分でEarl's Courtに到着。そこから北へ進むと広い通りに出る。

Cromwell Road というロンドン市内にしてはかなり広い道路
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それを横切ってしばらく西へ進み、バス通りを北へ行くと閑静な住宅街が広がる。

家のある場所はそのバス通りから横に入ったところなので車も人の通行も少ない 右側の長い塀がそうだ
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端から端まで通り過ぎて東の角から振り返ったところ レンガ塀の上にさらに柵があって中をうかがうことはできない
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かなり日本びいきのフレディはこのドアの先に日本庭園を作らせていたらしい 
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自宅内にスタジオもあるのだ 専用入口になっている
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広過ぎて全景を収めきれないが、正面が母屋らしい
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あまりカメラ片手にうろついていて警察等に通報されても困るので、写真を数枚撮って退去する。

帰りは328番のバスに乗れば20分余りでフラットのすぐ前のバス停に着く
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ランチは昨日とメニューも時間もほぼ同じ きつねそば
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次は今日のメインであるホームパーティである。ICCオフィスの深野さん宅へ同期生の何人かが集まる。

場所はReading(リーディングと読みそうだが正しくはレディング)で、LondonとOxfordのほぼ中間地点にある。Paddingtonから約30分の列車の旅。近づくにつれて有名なIT企業のビルが目立ち始める。Londonから毎朝ここまで通勤している人も少なくないらしい。最近急速に企業が集積して来て活気のある町なのだ。

レディング駅 左側の建物はちょっとKings Cross駅を思い出させる
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レディング市内バスの時刻表
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バス待ちの間にHIROがやって来て合流する。16時15分のバスに乗って教えられたバス停まで13分で着いた。

玄関へのアプローチ
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正面から見た全景
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既に料理を担当する何人かが作業中で、さまざまな得意メニューを仕上げているところだった。料理の腕前には定評があるクラスメートはもちろん、WAKUを含め(料理は)意外な顔ぶれも思い思いに何か作っているところだったので驚いた。

料理を作らない参加者はグラス片手に談笑中。テレビゲームに興じるものもいて、何か一つの大家族のような雰囲気だ。

裏庭を覗く 最初のホームステイ先の家もバス通りに面した表側の庭より何倍も広い裏庭があった
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ちょっと枯山水の石庭のような雰囲気だ
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Riekoさん推奨の本
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和洋中の料理を楽しみ、みんな楽しそう。もうじき別れ別れになってそれぞれの道を歩み始めることになるのだが、今現在はそんな気配も感じない。集合写真を撮り損ねたので正確に何人来ていたのかよくわからないが、間違いなく同期生23人のうち3分の2以上は参加していたと思われる。

ご主人の書斎ではMASATOとギターの競演 二人とも演奏が上手だし演奏可能な曲のレパートリーの広さも半端じゃない しばし聞きほれる
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結構上級者用のアコースティックギターが5、6本とカセットテープ、オープンリールテープ等の音源が多数、楽譜は数知れず、アンプや譜面台などもあってかなりの本格装備である。古い友人達とセッションをすることもあるのだろう。10代か20代からの趣味を維持しているなんて素晴らしく、羨ましい限りだ!

あっという間に時間が経って、23時を回った頃にバン型タクシーを呼んでもらって8人でシェア。一人当たり2ポンド弱だった。鉄道発祥の国だけあって、そんな時間でもLondon行きの列車はまだあるのだった。0時発の普通最終列車なので途中駅での長い停車時間もあり、0時53分Paddington着。

深夜バスで2時に帰宅。60Kmほども離れた町からこんな時間でも公共交通だけで帰って来られるのは凄いことだ。
それにしても今日は本当にスペシャルな日だった。久しぶりに会えた人も多かったし本当に良かった。


3時00分就寝。
  1. 2012/01/30(月) 23:20:46|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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