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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月29日(金) ツキのない日

8時40分起床。曇のち薄日のち雨のち快晴。気温5~-1℃。

土曜日の朝はだいたい掃除から始めることにしている。天気がいったん回復するかに見えたが雨になり、その後は一気に快晴に!

今日はCadogan Hallで開催されるTom Paxtonのコンサートに行くはずだったのだが、数日前に急遽キャンセルとなり9月に買ったチケット代は返金されたものの、せっかくの期待が空振りになってガッカリ。

アメリカ人のモダンフォークシンガー(singer-songwriter)で社会風刺の効いた名曲の数々を1960年代からずっと作り続けている。

ランチはきつねそば
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16時30分頃の空に満月が出ていた。中央の緑色の屋根の建物は隣駅との間にあるショッピングセンターの最西部。
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30分後の17時になると日が落ちて空は急に暗くなり、月が一段と明るくなった。
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今夜はコンサートの代わりに映画に行こうかと思ったが、週刊ジャーニーに沖縄の三線のコンサートの案内が出ていたのでそちらへ行ってみることにした。

早目の夕食は相変わらず飽きることもなくビーフシチュー
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会場はUniversity of London(ロンドン大学)のSOAS(School of Oriental and African Studies)なのでRussel Squareに向かう。これまでに2度ほど近くを通ったことがあるので高をくくっていたのが間違いだった。昼間の明るいときだったらさほど迷うこともなく行き着けたのだろうが、暗くなるとまったく見当がつかないし、悪いことに地図も持って来なかった。

大都市とは言え、一部の繁華街を除いて夜になると本当に暗いのだ。いや逆に見れば日本の都会が道路の照明やコンビニを筆頭とする商店等の照明が明る過ぎるのかも知れないが。

うろうろするうちに19時の開演時間を過ぎてしまい、それ以上探すことをあきらめて帰宅。改めて地図を確認すると見当違いの方向へ行ってしまっていたことがわかった。歩きながらそんなに駅から遠いはずはないと思っていたのだが後の祭り。

まあ今日は運のない日だった、ということだろう。

仕方がないのでお茶漬を食べる。


0時50分就寝。
  1. 2012/01/29(日) 23:20:02|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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