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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月28日(木) 銀行サービスの違い

8時25分起床。曇のち雨。気温7~4℃。

日本を離れていても留守家族の暮らしている家(マンション)の光熱費や諸経費は毎月銀行口座からの引き落としで支払を行っている。当然口座の残高は減っていくし、毎月の引き落とし状況の把握も必要である。幸いなことにこれらは全部インターネットバンキングを利用してストレスなくリアルタイムで行える。こういう仕組みのない時代だったら本当にたいへんだっただろうと思う。インターネット利用の一般論として、通信情報が盗まれて悪用されるリスクも考慮しなければならないのは当然だが、やはり利便性のメリットは大きいと思う。

一方、英国の銀行もインターネットサービスはあるが、日本と違ってキャッシュカードだけで預金通帳がないのは不便な点である。日本だと定期的にATMで記帳しておけば増減が一目で把握できるが、英国では入出金明細書が3ヵ月毎に郵送されて来るだけなので、リアルタイムに把握しようと思えばインターネットバンキングを使うしか手がない。インターネットにアクセスして情報を見るのも明細を紙にプリントアウトするのも費用はすべてユーザー負担ということになる。そういう一長一短があるものの、やはり何と言ってもATMから現金を引き出すときに24時間365日、他行ATMであっても手数料ゼロという点だけは絶対に日本は負けていると思う。普通預金の金利が限りなくゼロに近いのに夜間や休日はどんな小額であろうと引き出す度に105円とか210円とか取られる(一部に例外はあるが)のは腑に落ちない人が多いはずだ。

それと日本の銀行からこちらの預金口座に電信送金するときの手数料も結構高いので注意する必要がある。現在は家賃と携帯電話代を自動引き落としにしているため、家族に何度か日本の銀行からの送金手続を依頼したことがあるが、その都度の手数料がもったいないので、こちらへ来るときにポンドに両替して持参してもらうようにした。多分今度が最後になるが約2週間後に家内がやって来るのでまたいくらか持参してもらうことにする。とは言っても引き落としに必要な残高は、あと2月分と3月分があれば良いだけなのだが・・・。

ランチはレンジ調理パスタとトースト
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さらに17時頃、出かける前の軽食(おしのぎ)にレトルトカレー
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今日は朝から夕方までずっと家の中にいたが、18時前に出発してCambridge Examクラスに出席。月・木とか火・金ならもっと良かったのだが、火・木なので週半ばは忙しくそれ以外はヒマというリズムになってしまい、まだそのサイクルに慣れ切れない。

授業の終わるのは20時30分で、それから買い物に回ったりしていると帰宅は22時近くとなり、つい夕食は軽く済ませてしまいがちだ。今日は(も)梅干と昆布で茶漬。栄養バランスという点ではちょっと・・・。


0時20分就寝。
  1. 2012/01/28(土) 23:19:25|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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