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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月27日(水) みんな悩んで強くなった!?

8時10分起床。曇一時雨。気温7~-3℃。

ソースパンに入れたストロベリーにたっぷりのグラニュー糖をまんべんなく振りかけて一晩寝かせると、浸透圧のためにストロベリー果実内部の水分が出て来て粒の残ったジュースのような状態になる。そこへ酸味を加えるためレモンの絞り汁を入れてそのまま弱火でゆっくりと煮る。適宜粒をつぶしながら加熱を続けること約半日でストロベリーソースができ上がる。

この作業を既に数回繰り返して来たにもかかわらず、今日作ったものはグラニュー糖が多過ぎたのか甘味が過剰になってしまった。こういうときに、何とかリカバーしようとしてレモンをもう少し加えるとかいった余計なことをすると、たいていはさらに悪い方へ進む一方なので、そのままマーマレードの空瓶を熱湯消毒したところへ入れる。ストロベリー2パックで3.5瓶分作れる。

朝食用のマーマレードは市販のものを利用するので、ストロベリーソースはやはり朝食時にプレーンヨーグルトに混ぜて食べるのだ。ジャムと違って粘度がないので混ぜるのには適している。

以上、わが朝食に関する一考察・・・

ランチは今日もビーフシチューとトースト
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今日はAMIとAIと一緒に食事の約束、いや終盤に入ったこの留学プログラムに関する感想を話し合う自主ミーティングを予定している。今から振り返るとちょうどスタートから半年過ぎた10月頃から、皆の動向が一部を除いてわかりにくくなってしまったのだが、その間、自分も含めて学習意欲とか充足感に陰りが出始め、鬱というほどひどくはないが、もう一度自分の気持ちを上向きにするのに結構苦労した例が何人かに起きていたことが明らかになって来た。

こういうことは、大きく環境の異なる外国で暮らし始めると一度は遭遇するいわば"知恵熱"のようなものかも知れないし、もっと別の固有の要因があるのかも知れない。

いずれにしても、精神的に活性が落ちている状態のときにはそもそもコミュニケーションも途絶していることが多いので、他人には極めて気付かれにくい。しかしそういう状態を自力で乗り切って再び外部へ積極的な発信ができるということは、もう既に苦しい状態ではないのだからあまり気を使わずに話ができる、今はまさにその時期に来ているというわけだ。

今月はできなかったホームパーティを来月また再開しようと思って、しばらく音沙汰のなかったAMIにもメールを送ったら、返事を通じて以上のようなことが断片的かつ推測を交えてではあるがわかったのだ。同じ寮にいるGOROからも何週間、何ヵ月もほとんど見かけたことがない、と聞いていたから引きこもり状態になっているのかと気になったままでいたのだが、どうやら復活しているようなので安心した。

Oxford Circusで待ち合わせてタイレストラン"Busaba Eathai"で食事することに決定。昨年4月に偶然同じクラスに入ったとは言え、9月以降はほとんど顔を合わせる機会さえなかったのだが、元クラスメートとして同期生として真面目に本音だけで率直な話ができるのは嬉しいことだ。二人とも自分のためにも親や周りの期待に応えるためにもこの1年間の成果を最大限持ち帰ろうという大きな目標を持っていて、しかし実際に遭遇するいろんな障害要因を自力で何とか片付けようとして結局背負い込んでしまったのが、いつしか精神的な負担になった、ということだろうと考えられる。

こういう分析(推測)ができるようになったのは、自分も経緯は違うもののこれで良いのだろうかと考え込む時期を経て来たからだと思う。さらに3人に共通しているのは、もう済んだことだから、とは言わず後輩のために何とかこの経験を生かす術を講じるべきではないか、と考えていることだ。彼女達の経験を後輩に生かすということと、当方の経験を同世代?の留学生のために生かすこととは自ずと異なるので、次のステップとしてどういう形にするかは互いに別々に検討することにして2時間にわたるディナーミーティングはお開きとした。

21時15分帰宅。


0時10分就寝。
  1. 2012/01/27(金) 23:18:18|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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