8時35分起床。雨。気温8~6℃。
新年早々4日連続で快晴だったのがウソのように、その後は毎日毎日重苦しい灰色の空で気分も暗くなるようだ。
今週から始まったイブニングコースは火曜と木曜なので、週の残りの日は余裕がある。今日も午前中はネットサーフィンでいろんなwebsiteを拾い読みしている。
ランチは最近こんなものが多いが、Marks & Spencerのレンジ加熱食品のパスタとトースト

さて、Cambridge Examination ESOL="English for Speakers of Other Languages"は毎年3月、6月、12月の3回実施されており、3月に受験するなら今日中に申し込む必要がある。問題なのは、試験が1日だけでは終わらず2日間に及ぶことである。1日目にReading(1時間15分)、Writing(1時間30分)、Use of English(1時間)、Listening(40分)を行い、2日目にSpeaking(15分)を行う。IELTS(International English Language Testing System)もほぼ同じ構成だが、それぞれの時間割当はCambridge Examの方が長いし、Use of EnglishはIELTSにはないものだ。
こういった内容構成を見ればTOEFLやTOEICと違って、いかに英語の総合力を評価するために設計された試験かがわかる。実際日本でIELTSを受けたときは長時間集中しなければならず本当に疲れたものだ。Cambridge Examではさらにそれを上回る集中が求められる。で、問題というのは、2日連続ではなく間隔が開くことにある。既に帰国日を決定しているのでその前に終わるかどうかが懸念材料である。
SASの帰国便については、その後東京支店とメールでコミュニケーションが取れて、何ら心配することもなく3月25日の9時55分発に確定することができたのだ。
まあでも日本での受験を6月まで待つよりも、こちらでイブニングコースを取っている間に受けた方が有利なことは明らかだ(クラスは3月25日まであるので、試験日はまだコースの途中なのだが)。
久しぶりに大学の事務窓口に行って聞いてみたところ、試験日は第1日が3月6日(土)に決定済み、Speaking Testの第2日は未定で3月27日までのいずれか、となっているとのこと。もし27日だともう日本に帰った後になるが、27日と決定しているのではなくそれより早い可能性は十分あるのだ。最悪第2日がダメだったとしても一度ロンドンで受験しておきたいという気持ちが強く、結局申込手続を済ませ受験料の102ポンドをカードで支払った。
こうして懸案事項を一つ片付けることができたので、いったん荷物を置きに帰宅してから、週末の息抜き?にBFIへ出かける。プログラムをチェックしていて米仏合作映画"In the Electric Mist"という作品のある出演者名に目が止まっていたからだ。
到着したのは20時40分開始のぎりぎり前だったが、会場は一番広いNFT1だったので無事チケットを取って入場できた。映画の舞台はアメリカ南部で主役の刑事には日本では缶コーヒーのCMですっかり馴染み深いTommy Lee Jones。最近よく見る英国映画とはまったく違う、銃撃、暴力、殺人のいかにもアメリカ映画だが、少しひねりがあって現在と過去の事件を同時進行で見せる趣向。そして目当ての出演者は、出番は決して多くはないが主人公の幻視に現れる南軍の敗将を演じたLevon Helm(リヴォン・ヘルム)。1960~70年代の最重要バンドの一つだったThe Bandのドラマー兼ボーカルである。ミュージシャンとは全然縁のない配役だが、とても印象的でイメージに合っている気がした。The Band自体最も好きなバンドの一つであり、リヴォン・ヘルムがリードボーカルをとる"The Weight"はロックミュージック史上に残る名曲の一つだと思う。
まったくのハードボイルド作品だが結構できの良い作品だと思った。ただ全編英語の台詞なのに英語の字幕が出ていて(米仏合作だから字幕をフランス語に切り替えができるようになっているのかも?)、しかもしゃべっていることと字幕がところどころ違っている、という不思議な映画だった。
23時20分帰宅。遅いので夕食は塩昆布と梅干茶漬け。
1時40分就寝。
- 2012/01/22(日) 23:13:25|
- 未分類
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0