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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年1月19日(火) CAEクラス始まる

8時5分起床。曇。気温8~5℃。

さしたる予定のない気楽な日々を過ごした後、またスケジュールのある日々が戻って来た。今日は約1ヵ月ぶりのフィドルレッスン。

これまで習った曲を忘れない程度にときどき練習してはいたが、弓の持ち方がだんだん決まらなくなって来た。指の位置をどう変えても落ち着かないのだ。

必ずしも正しい持ち方は一つだけというわけではないが、自分でしっくり来ないのはやはりどこか違うのだろう。
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模範を見せてもらう だいたい似てはいるが、そうか親指の向きが微妙に違う
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久しぶりとは言え、やはり無心になって心置きなく音を出すのは楽しい。あっという間に1時間のレッスンが終わる。

帰宅してランチはきつねそば
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午後はICCオフィスへ。何ヵ月ぶりかで深野さんとゆっくり話をすることができた。内容は主にインターンシップのことと帰国予定について。インターンシップの面接を一つ受けたもののまだ行先決定には至らないこと。場合によっては自分の経験を今後に活かすためICCオフィスで作業をすることも考えていること。具体的にはModule選択に関する事前情報が十分ではなかったと思うので、過去のICC生の手書きの受講経験アンケートを全部データベース化して知りたいModuleを簡単に検索できるようにすること。

手書きアンケートをModule受講が終了してから改めて読み直してみると、結構有用なコメントやなるほどと思える感想が書いてあるとわかったがもはや後の祭りで、できることなら選択の前にもっと把握できていれば本当に良かったろうに、と心底思ったからだ。大学のプリント資料やウェブサイトだけではなかなかイメージがつかみにくいし、これらのアンケートも一度は見たはずなのだが、まず年度別のファイルの数が多く目的のModuleの情報がどこにあるかは全ページを隈なく見ない限りわからない。今後やって来る学生も多分同じような困難を感じるだろうから、データベース化して少しでも検索し易くなればと思ったのだ。

この考えに賛同はしてもらえたが、同時にせっかくロンドンに来ているまたとない機会なので英国の社会文化を知るためにもぜひ地元企業(団体)でのインターンシップを経験する方が良いのでは、と強く勧められた。そこで、もう一つ面接を経てそれでも状況が変わらなければ再度考えるということにした。帰国についてはBob Dylanの9年ぶりとなる日本公演が決定要因になったことを伝え、日本から送られて来るチケットの宛先をICCオフィスにさせてもらうことをお願いした。

16時からはBFIで小津安二郎特集関連イベントとして開催された"Ozu - Japan and Beyond"というシニア無料講演会に参加した。ロンドン大学SOAS(School of Oriental and African Studies)のDr. Isolde Standishによる小津監督が日本と世界の映画に与えた影響についての講演だった。映画文化の国際間相互作用について大学の研究として行われていることにまず驚いたが、その中で小津監督を専門に題材としている研究者がいることにも驚く。果たして日本でもこういったレベルの研究成果が存在するのだろうか?

さらに18時15分からはいよいよCambridge Examination Course(CAE:Certificate in Advanced English)のクラスが始まった。初回の今日はクラス分けとオリエンテーションだったが、配属されたクラスの受講生17名の国籍はフランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ポーランド、ボリビア他でどういうわけかアジア、中近東はゼロ。9~12月の"Speaking Skills"でクラスメートだったウクライナ人Nikolaiと再会。一人でも知り合いがいるのは心強い。講師はGale。時間帯が夜だからというだけでもないだろうが、これまでの英語学習クラスや学部授業であるModuleとはまた違う雰囲気でまさに受験塾のような感じだ。これから3月まで週2回、10週間の授業が始まる。

と言うわけでたいへん盛り沢山の忙しい1日だった。20時30分に授業が終わり、21時10分帰宅。

夕食はレトルトカレー、サラダ
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1時35分就寝。
  1. 2012/01/19(木) 23:47:06|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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