fc2ブログ

定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月7日(木) 今日も映画

8時45分起床。晴一時曇。気温0~-6℃。

今日は3日ぶりの晴。まず昨日の面接の感想と今後の方向性(希望)についてできるだけ詳しくANGELAにメールを送る。

14時からBFIでシニア向け無料特別映写会があるので、12時30分に出発。

車道は車の往来で雪は溶けているが、歩道はまるででこぼこのアイススケートリンクだ。
0107STREET1_convert_20120106225951.jpg

雪が踏み固められ、それが日に当たって表面が氷になりほとんど摩擦ゼロに近い。滑って転んだら大けがの可能性あり!
0107STREET2_convert_20120106230008.jpg

チケット売場で無事中央辺りの席を確保。無料でも座席指定は必要なのだ。昨日と違って約400人収容の一番大きい会場であるがほぼ満席だった。上映作品は"It Happened Here"。1964年の英国映画である。1940年頃のナチスドイツに占領された頃のドキュメンタリーで発表当時は相当物議をかもしたらしい。ドイツに対する非難よりも英国の一部のファシズム容認がもたらした事態だと言うプロットが批判されたようだ。

大入り満員なのは決して無料だからではなく、戦中戦後派世代シニアの関心が高いせいだろう。ただ、やはり当事者でなければあまり実感がわかないことも事実。日本で例えば太平洋戦争に関わる映画で、表向きの歴史の通説には沿わない映画だったら物議をかもすに違いないのと同じようなことかも知れない。

Japan CentreとWaitroseで食料の買い物をして帰る。

夕食はレトルトカレー、バターコーン、サラダ
0107D_convert_20120106225931.jpg


0時15分就寝。
  1. 2012/01/07(土) 23:33:29|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<2010年1月8日(金) 今日もまた映画、のはずだったが・・・ | ホーム | 2010年1月6日(水) 初面接>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://oldstudentlondon.blog40.fc2.com/tb.php/281-16487397
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

本ブログの最初の記事 (1)
未分類 (352)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード