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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2010年1月4日(月) ロンドンバス1号線に乗る

8時25分起床。快晴。気温0~-6℃。

天気は良いが無茶苦茶寒かった。気温が終日プラスにならないいわゆる"真冬日"である。

さて、ロンドンの町を象徴する乗り物と言えば赤い二階建てバスがある(すべて二階建てではなく、2両連結の長いのもあれば、普通の形のバスもあるが)。

ロンドンに来てから今まで住んだ場所は3ヵ所で、それぞれ390番、6番、139番のバスがOxford Circusへ直行していたのでよく利用した。ところで1番のバスはどこからどこまで走っているのだろうという疑問をかねてから持っていたので今日は実際に乗ってみることにした。

始発のNew Oxford Streetから乗る。

バスの系統図
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New Oxford Streetのバス停
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1番のバスの行先はCanada Water
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New Oxford Streetを東へ
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TubeのHolborn Station
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Kingsway通りに入る
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一昨日も通ったKing's College
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"Art and Society"の授業で来たことのあるSomerset House(サマセットハウス)
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Waterloo Bridgeを南へ
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右手にロンドンアイが見える
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正面には昨日行ったばかりのIMAX
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Waterloo Station
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1910年という年号が書いてある消防署 今からちょうど100年前に設立されたことになる
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ロンドン東部は再開発の途上にあり高層ビルの建設が進む
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Elephant & Castle Stationを通過
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日本ではおなじみの歩道橋 ロンドン中心部には見ない
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狭い片側1車線で住宅地区を通過する
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二重のフェンスに囲まれた公園
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バスの前を走るバンに以前に勤めていた会社と同じような名前が書いてあったので一瞬驚いた
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市内中心部ではあまり見られない高層ビル 
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終点のCanada Water クレーンが林立している
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Canada Waterのバスステーションはガラス張りでモダンな建物
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Brunel Museum(ブルネル博物館)の方向表示
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Brunelは19世紀に活躍したエンジニアで鉄道橋や鉄道車両、船舶の設計等に名を残している。 

Canada Waterの表示 地下鉄とバスの乗り継ぎ駅
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ここから出るバスの番号と行先 199番に乗ってGreenwich方面に向かうことにした
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119番のバス
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TESCOの大型店の横を通り過ぎる
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Quayはキーと読んで埠頭のことを表す
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もうGreenwichの近くまで来たようだ ここで途中下車
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この先はテムズ川でリバーボート乗場がある
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ここに帆船Cutty Sarkがあったが修理中に火事で焼失し、現在再建中
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この中に対岸への地下通路まで降りるエレベーターがある
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テムズ川の対岸にはDocklandsの新都心が見える
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テムズリバーボートの料金表 これは観光用と言うより通常の公共交通機関である
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ベンチに雪が積もっている
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再び119番のバスで終点まで向かう
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教会では炊き出しの最中らしい?
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Lewisham(ルイシャム) この辺はロンドンの中では犯罪の多い危険地帯として知られている まあ観光客が行くようなところではないが・・・
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ここがNewquayのバスターミナル ここから折り返して戻る
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Newquayから出ているバスの番号
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171番のバスでHolbornへ戻れることが判明
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Broadway Theatre(ブロードウェイシアター) 1軒だけぽつんと立っている
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ちょっと判読しにくいが"SECOM"の文字が見える ロンドンでもビジネスを拡大しているようだ
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何となくバットマンの車を連想させるような黒いクラシックカー
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やたらと歩道が広くてバス道路が狭い
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いかにも古そうなショッピングセンターが見える
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ついに出発点近くのHolbornに戻って来た
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近くを歩いているとフリーメーソンの本部ビルがあった。世界に広がる秘密結社なのだが場所を隠す気は全然ないようだ。
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フリーメーソン博物館は無料で見学できるようだ しかし今は休館期間中だった
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ド派手なマラソンショップ
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七叉路を中心に周辺は飲食店や商店が多い
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七叉路の中心にあるモニュメント
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アガサ・クリスティの"Mousetrap"を58年続けて上演している すごいとしか言いようが・・・
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世界一のロングラン公演だって
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11時過ぎに家を出て、長いバスの旅を終え17時前に帰宅。こんなミステリーツアーもたまには良いものだ。知らないところを見られるから。

夕食は麻婆豆腐、サラダ
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0時25分就寝。
  1. 2012/01/04(水) 23:31:01|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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