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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年12月31日(木) ニュー・イヤーズ・イブ

8時45分起床。曇。気温4~1℃。

60年を超える人生でもベスト5には入るであろう大きな転換点を通過した2009年が終わる。まだ継続中なのでその成果をどうこう言える段階ではないが、劇的な環境変化の割にはたいしたストレスもなく、むしろ当然の成り行きであるかのように移行できたことには満足している。小中学校時代に引っ越しによる何度かの転校後、すぐに友達ができたことで新環境にうまく溶け込めたのと同じ幸運に恵まれたからだと思う。TAKASHI、AMIを始めとするクラスメート達に改めて感謝!

さて、New Year's Eve(大晦日)の街の様子はどうなんだろうか?・・・実は(1年で最大のイベントである)クリスマスが終わったばかりで、今更特別な感じは何もないというのが現実である。

Jubilee lineでGreen Parkまで行ってPiccadilly Circusまで歩く。Lillywhitesという大型スポーツ用品店で防寒用のヘッドバンドを探す。登山用品売場にはなく、テニス用のものが1種類だけあったのでそれにする。わずか2ポンドだった。

Lillywhitesはエロス像の広場のすぐ南側にあるビル全体がショップである(注:6月撮影)
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次にJapan Centreに寄って新年パーティで作る雑煮用の里芋を買う。

今日はLondon Film Festival 2009のClosing Night Gala(終夜祭)を飾った"Nowhere Boy"のロードショーをVUE Finchley Road(シネコンチェーン)で観る。大型スーパーのSainsbury'sも入っているFinchley Road沿いのO2というショッピングビルの1st Floor(2階)にあるのだが、これまで一度も入る機会がなかった。チケットは入口に並んだ自動販売機で観たい映画、日時、席種、枚数を選び、座席もタッチ画面で選択できる。しかし大晦日だからかどうかはわからないが、ガラガラだった。

1ポンドプラスでプレミアムシート(合計8.2ポンド)というのがあったのでそれにしてみたが、幅と前後の間隔が5割くらい広目のシートでたいへん座り心地が良かった。毛布も貸してくれる。ただ入口でチケットチェックがあっただけなので中に入ってから勝手にここに座ってもわからないような気もするが・・・(しかし地下鉄やバスや鉄道と同様、もし違反が見つかった場合には多額の罰金を取られるに違いない)
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映画は1955年のリバプールが舞台で、15歳の高校生ジョン・レノンがポールやジョージと出会い、後にビートルズとなるロックンロールバンドとして本格的に音楽活動に専念する直前までの話。むしろ彼の家庭や友人との日常生活を描いたものという印象。育ての親であるミミ伯母さんとの会話や実の母の突然の死、など現在ではよく知られた実話だが、わかっていても泣かせられる。20世紀半ばの空気感が映像で良く再現されていたと思う。とても良い映画だった。

夕食はエビフライとサラダ
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窓の外を見ると満月が出ていた
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新年を迎えるに当たってテムズ川で花火があると聞かされていたが、寒い中をわざわざ出て行くのは止めてテレビで観ることにした。

BBCの生中継でビッグベンとロンドンアイが大映しになっているが23時59分現在変化なし
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カウントダウンが0時を告げた途端に盛大に花火が始まった
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音も聞こえたので窓から覗いてみると南東方向に火が見えた。ただし花火の円の頂点部分だけ。距離があるので音は遅れて聞こえて来る。

やはりテレビの方がずっと観やすい
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いろんな色でひっきりなしに続く
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いかにもロンドンらしい絵柄である
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カメラが引くと大勢の観衆が見えた。ちょっと日本の初詣の行列を思い出させる。
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どれくらい続くものかと思っていたらものの10分で終了。たちまち静かな夜に戻った。見に行った人達はこれからクラブにでも行って朝まで騒ぐのだろうか? それともこのまま外で盛り上がるのだろうか?


1時00分就寝。
  1. 2011/12/31(土) 23:08:38|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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