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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年12月23日(水) 3度目の風邪?

7時30分起床。快晴のち曇。気温5~-5℃。

今日はISH(International Student House)のInternship interview(面接)の予定だったが、面接担当者の一人が風邪のため急遽延期ということになった。それに付き合ったわけでもないが、ここ1週間氷点下に達する急激な冷え込みのせいか喉の痛みと咳が続くため、10時にNippon Club診療所で受診。11月20日にインフルエンザの予防接種を受けたばかりだが単なる風邪には当然効果はない。

風邪による受診は8月から既に3度目で、過去にこれほど頻繁に風邪をひいた記憶はない。しかし、外国での一人暮らしで何日も寝込んでしまうようになってはまずいということと、高額の民間保険に加入しているので利用しないと元が取れないという打算が働いて、ちょっとでも変調があると受診することにした。

今回もいつものように問診を受けた後、処方箋をもらって診察は終わり。それから院内薬局で3種類の薬をもらって帰る。診療所はtubeのSt.John's Woodが最寄り駅でWest Hampsteadから3駅目と十分近いのだが、帰りはAbbey Roadバス停からバスを利用したらわずか9分でフラットの真前に着いた。

今日もまた快晴なのでまとめて洗濯をしていたら、大学のInternship担当者ANGELAから電話があり、面接は1月6日の11時に決めて良いか、とのことなのでそれで確定してもらった。今から年末年始の2週間は何も公的な予定のない日が続くことになった。

ランチはまだ残っていたポークパイとパン
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4月23日にロンドンに着いてからまる8ヵ月が過ぎて何となく今後もずっと住み続けるような錯覚を持つことがあるが、実際には年が明けると間もなく帰国の秒読みに入るのだ、とても受け入れ難いことだが・・・

だから、これまで以上に思い残しのないよういろんなところを見ておきたい。そこで今日はCovent GardenにあるLondon Transport Museum(交通博物館)へ行くことにした。

ところが着いたのが遅かったので閉館まであまり時間がなく、入館は次の機会にして売店で"London Underground Facts"という本を買った。9.99ポンド。
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それから歩いてPiccadilly Circus方面に向かい、9月にThe Rolling StonesのRon Woodに出くわした雑貨店に寄って2010年のカレンダーを買った。

夕食はポークしょうが焼き、ポテトフライ、コーンバター、サラダ 
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8月から極力自分で作るようにしているが、それほど多くのバリエーションがなく何種類かのメニューを一定の間隔で繰り返しているような気がする。

プレミアリーグの日程表をチェックして3月21日前後(未確定)にOld Traffordで開催されるManchester United vs Liverpoolの試合のチケットをいつも頼んでいる日本のエージェントに申し込んだ。こういうビッグマッチの場合は今から申し込んでおかないとゲームの1~2ヵ月前の正式発売後ではまず入手は無理なのだ。恐らく今回の滞在中では最後のサッカー観戦機会になるだろう。


0時55分就寝。
  1. 2011/12/23(金) 23:45:55|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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