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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年12月21日(月) クリスマスの定番ミンスパイ

7時40分起床。快晴のち曇のち雨一時雪。気温3~-3℃。

ロンドンにしては極めて珍しく3日続けての快晴。今年最後のフィドルレッスンに夫婦で行く。いつも着いたらまずミルクティーを1杯いただいてからレッスンに入るのだが、今日は特別にミンスパイとティーが用意されていた。クリスマスのお菓子である。今まで食べたことはなかったが、名前の由来であるミンス(ミンチ肉)が入っているのではなくアンズなどのドライフルーツがぎっしり入った甘いパイである。長い間にレシピが変わって来たらしい。甘さを中和するためなのかどうかわからないが濃厚なClotted Cream(クロテッドクリーム)を付けて食べる。
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もうロンドン中がすっかりクリスマスモードで、イギリス人にとっては働いている場合じゃないのかも知れない。それでも無事今日のレッスンを終え、次回は3週間後の1月12日にアポイントを取り”それじゃ、良いお年を!"と言って退去。

楽器を置くためにいったん帰宅し、すぐまた外出。139番のバスでOxford Circusへ向かう途中、ひとりぼっちで風船をたくさん持って歩いているサンタを発見!そばに子どもはおろか誰もいない道を一人寂しく歩くサンタなんて、あまり見たことのない殺風景な景色だ。いったいどこへ行こうとしているのかな?何か哀愁さえ感じる。
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Liberty(リバティー)でランチ代わりにアフターヌーンティー ボリューム(2人前)が半端ではないし、1人分だけ頼んでシェアした方が良かったかも。
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Fortnum & Masonとか有名ホテルだと1人前40~50ポンドも取るところがあるが、ここは良心的で20ポンド余り(約3,000円)。それでも高いことに変わりはないが、たまには良いか・・・

その後National Portrait Galleryで特別展"Beatles to Bowie"を見る。これを見に来るのは2度目だが、60年代以降のブリティッシュロックの歴史をさまざまな人気ロックバンドの写真で構成して見応えがある。

次はTubeのPiccadilly lineでおみやげを買いにHarrods(ハロッズ)へ。お惣菜コーナーを覗くと見るからに美味しそうなステーキパイやタンドーリチキンやらがあったので、買って帰る。ロンドンでも有数の高級デパートとは言え、こういった総菜は意外に安いことを知った。紅茶やチョコレートなども買う。

夕食はハロッズのタンドーリチキン
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それにハロッズのステーキパイ
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いつもの夕食に倣ってトマトサラダやバターコーンを加えると、結構なディナーになった。
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0時00分就寝。
  1. 2011/12/21(水) 23:44:33|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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