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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年12月10日(木) "Speaking Skills"が終了

7時10分起床。快晴。気温10~3℃。

リビングルームの窓から見る朝7時15分の景色 まだ日の出前
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"Art and Society"の本日の訪問先はTate Modern(テートモダン)。課題エッセイのテーマに取り上げたこともあって、自分のホームグラウンドのような気さえして来た。

Oxford CircusからCentral lineでSt.Paul'sまで行き、Millennium Bridge(ミレニアムブリッジ)を渡って行くのだ。

青空をバックにしたセントポール大聖堂
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セントポールを背にしてミレニアムブリッジとテートモダンを前方に見る
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橋の下を見ると、日本語なら「献血して下さい」・・赤十字の輸血用血液運搬トラックらしい。米語だと多分"Give Blood"だろうが、イギリス英語では"Please"が付く。スーパーや商店等の支払コーナーにも"Please Pay Here"と書いてある。礼儀正しい?
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ミレニアムブリッジの上からセントポールを振り返る
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ミレニアムブリッジの前方にはテートモダン
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東の方に工事中のクレーンがたくさん見える 2012年のオリンピックに関連した工事なのだろうか?
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タワーブリッジが遠くに見える
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Tate Modern(テートモダン)
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橋を渡ってミレニアムブリッジを横から見たところ
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テートモダンを見上げる
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建物の最上階(レストランフロア)の壁面にでかでかとFREE ENTRY(入場無料)と書いてある
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ランチはセントポールに戻ってB1階のカフェにてローストビーフ/ガーキン(キュウリの一種)/マスタードのサンド、コーヒー 4.85ポンド(約680円)。
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Regent校舎に戻って、14時から"Speaking Skills"の最終講義に出席。みんなで昨日収録したビデオを見る。9月に始まった頃は随分長丁場だと思っていたのに、今になればあっという間だったように思える。HUGHとRAULの講師コンビも良かったし、クラスメート達とも3ヵ月間、週3回も机を並べていたので名残惜しい。

考えてみれば、これで英語の授業はすべて終わり、来月以降帰国するまではインターンシップのみなのだ。しかし、英語力がそれほど劇的に向上したとも思えないので、何か一つEvening Courseをoptionで取ろうかと思う。

"ARIGATO"で5kg入の米を買って帰る。

夕食は一緒に買って来たレトルトカレー
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今夜は6ヵ月ぶりにRalph McTell(ラルフ・マクテル)のコンサートを聴きに行く。

CADOGAN HALL(カドガン・ホール)
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地下鉄のSloane Square(スローン・スクエア)駅から一筋北にある。何となく教会のような建物だと思っていたが、実際に教会として建てられたものを数年前にイベント会場として模様替えされたらしい。規模としては800名程度の中型会場だが、BBC PROMSの第2会場としても使われているぐらいクラシックコンサートにも対応しているようだ。 

クリスマスツリーが飾られた台座の下のステージにRalphの顔が見えている
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今日の席は前から4列目の中央だったので良く見えた。20時から21時45分まで独演。観客はやはり60歳代以上がほとんど。"Streets of London"は本当に名曲中の名曲だと思うが、それに比べて他の曲は悪くはないがそれほど強烈なインパクトもないのがちょっと残念。一つの大ヒット曲を上回るヒット曲を作り続けるのは本当に難しいことなのだろう。将来も日本公演はまずないだろうと思われるのでロンドンで2度も聴いておいて良かった。

帰宅したのは23時前。早速1月開始のEvening Courseのプログラムをチェックしてみる。

夜食はインスタントのサッポロ一番きつねうどん こんなのは日本でもあっただろうか?
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2時00分就寝。
  1. 2011/12/10(土) 23:19:56|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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