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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年11月26日(木) コートールド美術館

7時10分起床。快晴のち晴一時曇。気温11~7℃。

本日の"Art and Society"のテーマと訪問先は"Courtauld Institute Galleries"(コートールド美術館)。場所はトラファルガー広場からほど近く、Strandという幹線道路に面して立っているSomerset House(サマセットハウス)の一角を占めている。

サマセットハウスは元は貴族や王族の屋敷だったもので、巨大なロの字型に並んだ建物群であり、中央部の中庭に冬期だけアイススケートリンクが作られている。Natural History Museumもそうだが、こういった大きな建物の前庭とか中庭に一時的に屋外スケートリンクを作るのが伝統なのだろうか?そういえばニューヨークのロックフェラーセンターも同じだ。

午前10時30分頃の太陽を背にした中庭と建物
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右手のSKATE HIREの表示を見て2週間ほど前にここを通り過ぎたことを思い出した。

これがスケートリンクだが午前中はまだ混んでいないので滑り易そうだ
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建物はオリジナルのものではなく再建されたものだがそれなりの風格がある
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大学から三々五々移動して来るため入口で全員が揃うのを待っているところ
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館内地図 1st Floorと2nd Floorに主として印象派の絵画コレクションが展示されている
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National Gallery等と違って比較的こじんまりした美術館だが、収蔵品はマネ、モネ、スーラ、ルノワール、セザンヌ、ドガ、ゴッホ、ピサロ、ルーベンス等超一流品揃いである。観光コースには入っていないがなかなか落ち着いた雰囲気でゆっくりと心ゆくまで絵を見るのに適している。

一角には巨大なクリスマスツリー 木は大きいがデコレーションは少な目かも?
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ランチ用にサンドイッチとカットパインを買ってRegent校舎へ戻る。
14時からは"Speaking Skills"の授業。スタートした9月には16時に終わっても外はまだ真っ昼間のような明るさだったが、今はもう宵闇が近づいている。食料品を少し買って帰宅。

夕食はすき焼きと赤飯
1126D_convert_20111126104812.jpg


0時45分就寝。
  1. 2011/11/26(土) 12:07:20|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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