7時45分起床。快晴のち雨のち曇ときどき晴。気温12~8℃。
朝から快晴だったのでシーツ等を洗濯。ところが昼前には大雨となる。まあ屋外に干しているわけではないので濡れるわけではないが乾くのが遅れそう。
その後は曇ったり晴れたりの目まぐるしい天気。
ランチは2週間前にARIGATOで買ったグリコの「カレー職人」、レトルトカレーの種類の多さでは間違いなく日本が世界一だろう 1.8ポンドだから250円くらい

もう日も暮れた16時半頃に外出。どこでだったか忘れたが偶然パンフレットを手に入れた"French Film Festival"に行ってみようと思ったのだ。会場はtubeの South Kensingtonの近くにある”Institut Français”(アンスティテュ・フランセ)の中の”Ciné Lumière”(シネ・リュミエール)。
その途中に照明で明るく照らし出された建物が目に入った。

アイススケート場だった

建物はNatural History Museum(自然史博物館)だが、その前庭に11月5日から1月17日までの期間限定スケートリンクが出現していたのだ。

そこを通り過ぎてまもなく、夜間はちょっと閑散として寂しい通り沿いにInstitut Françaisがある。いわばフランス政府(文化省?、外務省?)の出先機関で、フランス文化芸術のPR拠点としてフランス語教育、図書室の運営、講演や映画などのイベントを行っているところだ(日本にも東京と京都に同様の施設がある)。そこで1週間にわたってフランス映画が上映されるのだ。
今日の上映作品は"Tabarly"という2008年公開の作品で、入場料は7ポンド(約1,000円)。

ほとんど予備知識もなしに見たのだが、真に凄いドキュメンタリー作品だった。フランスのセーリング(ヨット)の世界のみならず、広く国民的英雄として尊敬され続けているEric Tabarly(エリック・タバルリー)本人が出演しているヨットレースの実写映画だ。劇映画のような凝ったストーリーがあるわけではなく、淡々とレース中およびその前後の映像と本人の話が続くだけだが、思わず引き込まれるような映画だった。まるで一緒にヨットに乗って海の上にいるような気分になった。
日本ではヨット人口自体が多くはないし、ましてフランス人セーラーであるタバルリーのことは全く知られていないと言っても良いだろうが、とにかく凄いとしか言いようがない(彼自身、セーリング、この映画、のすべてについて)。数々の大会で優勝経験があり、多くの後継者も育成したタバルリーだが1998年にレース中に大波に飲まれて66歳で亡くなったそうだ(歿後10周年を記念して制作されたのだ)。
世界最古で最大の国際ヨットレースであるアメリカズ・カップに日本が参戦した1992年と1995年にチームリーダーとして乗り組み、1997年にやはり別のレース中に落水して行方不明になった南波誠氏(京都産業大学ヨット部OB)を思い出させる。
上映後、製作者のスピーチと司会者との質疑応答ががあった(立ったままで)。

夕食はレトルト食品でBraised Beef(牛肉の蒸し煮)シチューのようなものかと思ったが、もっとシンプルな味だった(と言うか、ほとんど味がない)。

1時30分就寝。
- 2011/11/22(火) 23:06:02|
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