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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年11月17日(火) テートモダン

7時05分起床。曇のち晴。気温13~9℃。

今日のフィドルレッスンはPeteに予定があって1回パスである。無くなると逆にその位置づけがよくわかるものだ。10月以来毎週火曜の午前中の1時間は、1週間のリズム作りにとってとても重要なアクセントになっている。

"Tourism"の課題について考えているうちに、websiteで日本の観光白書に行き当たったため、何年分かをダウンロードして通読する。ヒースロー空港の拡張計画(英語)を読むよりはるかに面白い。役所の作った文章ではあるが構成もしっかりしていてわかりやすい。観光立国を目指していろんな統計や課題について論じられており、何か自分の将来へのヒントが見つからないものかという目で見るが国や産業界レベルの話ではちょっと遠い感じがする。

午後、天気が良くなって来たので急にTate Modern(テートモダン)に行こうと思い立った。近代美術館としてはニューヨークのThe Museum of Modern Art、通称MoMA(それもリニューアル前の旧館)が特に好きだったが、数年前にテムズ川から見えるテートモダンの階上にあるレストランでランチの機会があって訪問してからこちらも好きな美術館の一つになった。

最寄りのtube駅はSouthwark、ついサウスワークと読みそうだが、サザークが正しい発音である。
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駅から少し歩くと間もなく裏側に到着
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正面(テムズ側)に回ると巨大な煙突が建物の壁面に沿うように据えられているのがわかる
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真下から見ると天空に屹立するような煙突
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St. Paul's(セントポール)がテムズを隔てて真向かいにある 右手はミレニアムブリッジの南端
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館内に進むと奈落のような空洞が目に入る この建物が火力発電所だったことを彷彿とさせる
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入口から階段またはエスカレーターで上がって行く エレベーターもある
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上階からはセントポールとその東に広がるシティの光景が 工事も盛ん
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B1には大きなショップが見える
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さらに拡張する計画が掲示されている
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夕食は味噌鍋に初挑戦 具はサーモン、白菜、里芋、豆腐
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BBCテレビで3D放送(試験放送?)をやっていた
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現在の技術ではこんな赤青メガネをかけないといけないのがうっとうしい
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裸眼で見るとダブって見える 目が変になるのであまり見ていたくない映像だ
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0時10分就寝。
  1. 2011/11/17(木) 23:02:01|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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