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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年11月16日(月) 雨の週明け

7時05分起床。雨のち曇ときどき晴。気温14~9℃。

今週は雨の週明けだ。今日"Music and its Audiences"のAssignment(課題)の締切日なのだが、一言も書けていない。ただでさえ天気に気分が大きく影響されるのに、月曜の朝がこれではやりきれない。

先日のICCのtutorialに臨んで自ら解明した(つもりの)ことだが、月曜と水曜のModuleについては期待と現実のギャップがあって最後まで食いついて行ける自信がない、と言うか時間の無駄とさえ思えて来ている。滞在期間を後4ヵ月余り残す時点で、多くの時間を割いてまでレポートを作成するより、もっと自分の本当にやりたいことに時間を振り分けることがより良い選択なのではなかろうか?

いったんそういう考えが浮かんでしまうと、どんどんそちらへ転がり出して逆戻りできなくなって来た(気がする)。人間どうしても楽な方へ流れやすいということも認めざるを得ないが、実際問題としてこの1年間を楽しく?過ごすために時間と資金をかけて来たのだからその初心に従うべきだ!という内なる声に(それが事実だと思うから)抗いきれないことは仕方ないのだ、なんて開き直っている。

まあこちらで何かを学習して学位や資格を取るなどと言うモチベーションがあれば違っただろうが、所詮はプログラムのパーツの一部に過ぎないではないか?
などとエクスキューズを自問自答しているうちにもう昼になった。

ランチはラビオリ
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天気も回復して来たので(いや回復しなくても多分)、午後のSpeaking Skillsのクラスに向かう。おかしなもので、当初はこんな英語学習を秋になってもまだ続けるかぁ、と思っていたのに今はむしろこの授業を楽しんでいる。このModuleだけは非英語圏学生向けなので授業の会話がすべて理解できると言うことが大きい。わからなければ聞き直せるし、ペアやグループで話し合うときにも外国人がしゃべる英語だから発音もスピードも互いに同程度のレベルだから安心なのだ。

そう考えてみると、やはり英語ネイティブの学生と対等に討議できるまでにはかなりのやる気と努力が必要で、自分にはその熱意が足りないのだ、と言えるのかも・・・。でもまあ、持ち前の楽観主義でできるだけネガティブには考えないようにしよう。

帰りにまた食品の買い物。冷蔵庫が小さいこともあって、余りまとめ買いせず小刻みに毎日買い物しているような気がする。まあ近くにいくつも便利なスーパーがあるから、そこを我が冷蔵庫だと考えておけば良い。

夕食はハム、チップス、サラダ
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23時15分就寝。
  1. 2011/11/16(水) 23:00:32|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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