7時25分起床。曇のち快晴。気温14~8℃。
午前中は1週間ぶりの掃除、洗濯で過ごす。昼前には秋晴れになった。昨日は終日雨で肌寒く、強風のため花火が中止されるほどだったから、今日と逆だったら良かったのかも。
先週は、週初めからずっと気分が沈んだままで推移し何事にもさっぱりモチベーションが上がらなかった。あえて意識しないようにしてはいたのだが、その原因が6日のケンブリッジ再訪にあるのは明らかだ。
あの日、ふとGreat St.Mary's Churchの庭を見た瞬間、5月23日のCultural Programmeでケンブリッジツアーに行ったときのピクニック(屋外でのランチなど飲食の総称)の光景が幻影となって目の前に現れた。あの頃はまだロンドンに来て1ヵ月目で、クラスメート達とも打ち解けて仲良くなってきた頃だったので、今から振り返るといわば何もかもがバラ色の時期だったのだ。これから送る生活に期待や希望が満ちあふれていたのだ。
しかし今はもう1年間のプログラムの3分の2近くが過ぎてしまって、そろそろ留学生活の終わりとその後のことを真剣に考え始めなければならない。学習面では未だに英語力が向上したという実感がまるでないうえに、Moduleの課題は次々と締切が迫って来る。それに何よりも心を重くしているのは、この時期の天気である。日本と比べると天国のような爽やかな気候と夜9時を過ぎても明るいあの春と夏を経験した後の、この雲りがちで雨が降れば寒く、日の出は7時半頃と遅く夕方は16時頃にもう暗くなってしまう日の短さとも合わさって精神的拷問に晒されているようにさえ思えるのだ。"希望に満ちた明日"とは完全に正反対のイメージが今を形容するのにふさわしい。
雨や曇だとうっとうしいが、底抜けの青空だと今度はむやみに寂しさ(寂寥感)が増す、となっては心理状態が完全にネガティブスパイラルに陥ってしまった、と言う他ない。
ひょっとしたら百年前に夏目漱石もこんな気持ちになっていたのかも知れない、などと思ってしまう・・・
じっとしていると気分が落ち込む一方なので、Oxford StreetのHMV(大型ミュージックショップ)まで出かける。日本では入手困難そうなCDを2枚買い、ついでにRymansでコピー用紙(プリンター用)とプリンターインクを買う。さらにWaitroseで朝食用のパン、チーズ、ヨーグルト等を買う。
夕食はサーモンの塩焼き、白菜とお揚げの煮物

0時10分就寝。
- 2011/11/15(火) 23:01:51|
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