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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年11月10日(火) やはり風邪だった

7時00分起床。曇ときどき小雨。気温8~2℃。

この頃は毎週のことだが、火曜日は本当にホッとする日だ。週明けの気の重い月曜日のすぐ翌日に、単に授業がないばかりでなくフィドルレッスンといういろんな雑念から開放される時間を持てることは週の続きをスムーズに進める大きな力になっている。レッスンを始める前にはこれほど多角的な効果を持つ1時間になることは想像していなかった。逆にもしこれがなければ、今頃何を気分転換のリフレッシュ手段として使えていたのだろうか、まったく見当もつかない。

Traditional Folk MusicはReel(リール)やJig(ジグ)即ち踊りの伴奏としての音楽、Ballad(バラッド)即ちBroadcast songs即ちある物語を口伝するための音楽、それに情景や感情を表現するものに大別できるが、最初の伴奏音楽はリズム重視、二つ目の物語音楽は歌詞重視、最後はメロディー重視と言っても良い。

新しい課題曲はアイルランド民謡(伝承音楽)"The Dawning of the Day"で、滑らかに上下するメロディーが印象的なゆったりとした曲である。

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聴いていると目の前にたおやかな風景が広がるようなシンプルだが情感豊かなメロディーだと思う。

咳に加えて喉の痛みも出て来たのでSt. John's WoodのNippon Club Medical Clinicに電話予約をして即日受診。やはり軽い風邪のようで消炎剤、抗ヒスタミン剤の処方箋をもらって院内薬局で受け取る。Clinicでは処方薬以外に"のど飴(医療用)"のサンプルももらった。

旅行者と違って国内に1年以上定住する場合はNHS(National Health Service:国民医療制度)に加入することができるため、せっかくの機会だからぜひ試してみようと思ってはいたものの、出発前に加入した留学生保険があれば(提携先医療機関に限るが)まったく追加支払なしで診療、投薬等を受けられるため、ついこちらに頼ってしまう。

夕食は美味しいロースハム、バターコーン、サーモンの残り、サラダ、赤飯(キャセロール一杯分作ったのでなかなかなくならない)
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チケットサイトをチェックしていて偶然見つけたのはSteeleye Span(スティーライ・スパン)という1960~70年代を代表する英国フォークバンドのコンサート。結成40周年記念再結成全英ツアーだ。ロンドン公演は既に売り切れだったが、11月29日のOxford公演のチケットが入手できた。23.25ポンド(約3,200円)。

40年余り前に友人宅で初めて聞いたPentangle(ペンタングル)というブリティッシュフォークバンド(フォークとジャズとロックの融合と称された)に衝撃を受けて以来、その周辺のミュージシャンも聴くようになった中に10月のMoseley Folk Festivalで見たDave Swarbrickが在籍していたFairport Convention(フェアポート・コンベンション)があり、そしてそのライバルバンドとも言えるSteeleye Spanがあったのだ。まさか生で見られる日が来るとは想像もしていなかったので、ただもう感激。しかも一番良い席にも関わらず安い!

なんか今年ロンドンに来るのを待ってくれていたかのような幸運を感じる。


1時00分就寝。
  1. 2011/11/10(木) 23:58:15|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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