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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年11月9日(月) 爽やかな快晴の月曜日

7時10分起床。快晴のち曇。気温8~2℃。

今週もまた快晴の週明け。Harrow校舎に向かう車窓の風景は(特に青空の下では)なかなか良いものだ。郊外の自然の風景が広がっている。これがもし朝から雨だとすれば、まったく正反対の気分になるのだから好天に感謝、である。

今日は"Music and its Audiences"の前期中間課題の提出レポート(文献リスト)についてのグループ面談アポイントを申請することになっている。受講に関するたいていのことはイントラネット経由でオンラインでできる近代的なシステムがあるにもかかわらず、なぜか教室の横に設置されたホワイトボードにペンで名前を記入するという恐ろしくアナログ方式なのである。

まあ、とにかく今週の金曜、13日14時からの枠が空いていたので名前を記入した。今日はそれだけをしていったん帰宅。ようやくエッセイの原稿を完成してYURIへメールで送る。

午後はRegent校舎へ。今週のテーマは"Politics and elections"。政治や選挙に無関心な国民というのはどの国でも問題視されているようだが、選挙制度そのものがその原因になっていることも考えられる。英国では小選挙区制を敷いているため政党の総得票数と議員数の割合が必ずしも比例せず、民意を反映していないという批判がある。これは日本でも同じかも知れない。

夕食はサーモンの塩焼き、白菜と揚げの煮物、サラダ、赤飯
1109D_convert_20111109091712.jpg
赤飯は腹持ちが良いので一膳でも十分である。和食系のおかずは何かホッとする。年のせいか、ホームシックか?
いや、この頃何か足りない、という感覚が抜けない。食べ物のことではなく毎日の過ごし方に・・・

0時30分就寝。
  1. 2011/11/09(水) 23:56:31|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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