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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年11月3日(火) 1週間のスケジュール

7時10分起床。雨~曇~晴~曇~雨~曇~快晴。気温14~8℃。

今朝はまた雨。その後一進一退を繰り返し、最終的には快晴というドラマティックな天気だった。

10月から始まった1週間のスケジュールは月曜午前がHarrow校舎、午後がRegent校舎、火曜午前はフィドルレッスンで午後はなし、水曜午前はMarylebone校舎で午後はRegent校舎、木曜は午前Regent校舎で講義、その後現地学習で市内のさまざまな場所へ出かけ、午後は再びRegent校舎、金曜~日曜はフリーと期せずしてなかなかバラエティに飛んでいる。

特に火曜のフィドルレッスンがこれほどいろんな意味で生活リズムのアクセントになるとは当初まったく考えてもいなかった。月、水、木の午前の各Moduleでは、自分で選んだ項目とは言いながらどうしても学習というストレス、それに新しいクラスメートともまだ馴染み切れないところがあって毎回の2~3時間を心から楽しめているとは言えない。

その中で唯一、木曜の"Art and Society"には気心の知れたクラスメートが何人かいることと、毎回訪問する美術館や博物館の素晴らしさも手伝って、参加するのがとても楽しくなって来た。

週3回午後にある"Speaking Skills"のクラスも初めのうちこそ今さら英語学習か!という気持ちがあったものの、講師の力量と授業内容の魅力が加わって、今では一度も逃したくないくらいになった。

とまあ、そういうわけで今日もOvergroundに揺られてPete宅へレッスンに。無心に楽器を演奏することは頭の中のごちゃごちゃした思いをすっきりとリセットするのにとても良いのだ。合間に行う会話もまったくストレスなく楽しめる。

いったん帰宅して、ランチは3個5ポンドのパスタ(レンジ加熱食品)
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新しいStudent Oyster Cardがようやく届いたので、Finchley Road Stationにて1ヵ月定期を購入してチャージ。69.2ポンド(約9,600円)。駅前スーパーでパンとヨーグルト等を買って帰る。

夕食は昨日の残りのすき焼き
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19時頃窓から満月がくっきりと見えたので、ズームを一番望遠にして撮影 明るい太陽も良いがこんな氷のような月もまた良いものだ
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0時00分就寝。
  1. 2011/11/03(木) 23:38:43|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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