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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年10月31日(土) アイリッシュミュージックに酔う

7時30分起床。雨のち曇のち晴のち曇。気温17~12℃。

せっかくプリンターを買ったからには早く使いたいのでApple StoreへUSBケーブルを買いに行く。9.95ポンド(約1,400円)。それにプリント用紙も必要なのでRyman'sでA4コピー用紙を買う。4.69ポンド(約650円)。このようにして本体以外の出費がどんどん増えて行くのだ。

さらにWaterstone's(日本のジュンク堂や紀伊国屋のような大手書店)へ寄って"London: A Social History"という本を購入。11.99ポンド(約1,700円)。 Walking TourやArt and Societyの授業を通じてロンドンの歴史についての関心が非常に高まったので。

ついでにJapan Centreで日本食材(豆腐、白菜、ネギ他)を買う。

帰途、バスで通過したRegent Streetに延々と並べられたクラシックカー達 
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よほど途中下車してじっくり見てみようかと思ったが、買い物疲れを感じたのでやめた。

広いRegent StreetとOxford Streetの上にはクリスマスキャロルの映画のデコレーション
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紅葉が美しそうだったので、いったん荷物を置いてから近隣を少し散歩した。

都会にもリスが住み着いている
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このように左右が駐車ゾーン(住民が対象の許可制)になっているので実際に走行できるのは中央1車線だけ
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"散りもみじ"が駐車している車に吹き寄せられている
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ワイパーにも積もっているし、歩道は完全に落ち葉に覆われていて見えない
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夕食はさっき買って来たばかりのレトルトカレー
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19時に再度外出。"Return To Camden Town Festival"も余すところ今日、明日の2日間。行き先はLondon Irish Centreで19時30分開演のコンサートである。

ロンドンアイリッシュセンターのイベント案内 アイリッシュダンス教室は毎週行われているようだ
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証明が落とされているため暗くてピンぼけだが、会場はこんな感じで200名も入ればいっぱいになりそう
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出演しているどのバンドもたいへん上手かったが、中でも左端のBodhràn(ボーラン)と言う片面太鼓がとてもユニークで面白かった(演奏は難しそう)。
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アルトサックスとバンジョーのバンドがとても良かった 
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結局23時20分現在、まだコンサートは盛り上がり中のところ、未練を残して帰ることにした。会場での演奏は間もなく終わるはずだが、その後はPubに場所を移して明け方まで続くのだろう、多分。

良い音楽に興奮したせいか珍しく寝付けなくて、やっと4時頃に入眠。
  1. 2011/10/31(月) 23:40:21|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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