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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年10月27日(火) フィドルと映画

7時20分起床。雨のち曇のち快晴。気温18~11℃。

リビングルームの窓から見える木の葉もすっかり色付いてきた。
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今日で5回目のフィドルレッスン。一つの曲をじっくり何度も練習するのかと思っていたが、練習曲は毎回新しく加わって行く。 

これは前々回もらった"Flop-Eared Mule"の楽譜だが、初めに目の前で模範演奏を見せられても自分が同じように弾けるとはとても思えなかった。
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特に[B]の後半で2弦同時に弓を当てるように弾いてすぐピチカート、という繰り返しのところは全然初心者向けには見えなかった。しかし(フィドルの練習に限ったことではないだろうが)、いったん全体のことは忘れて8小節を一塊として繰り返し練習して行くといつの間にか全曲を通して弾けるようになっていると言うマジックのような体験をした。もちろんPeteの弾くような"音楽"の域にはほど遠く、単に楽譜を音で辿ることができた、というレベルではあるが・・・

とにかく長い間フィドル(バイオリン)は、音を(音程として)出すこと自体が難しい楽器だと言う強い先入観を持っていたのだが、意外にも簡単だと言うことがわかってビックリしている次第だ(あくまで人前で演奏するという段階にはほど遠いと言う前提で)。

これは今日から始めた新しい課題曲 "What Shall We Do with a Drunken Sailor"というアイルランドの伝承曲
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これまでの曲と違ってスローなアイリッシュバラッドでとても気に入った。アイルランド民謡は日本ではそれと知らずとも小学校以来音楽の授業でたくさん習っているせいか、初めて聞く曲でも既視感ならぬ既聴感があって懐かしい気がする。

あっという間に1時間のレッスンを終えて、バスと地下鉄を乗り継ぎLeicester Square(レスタースクエア)へ移動。London Film Festivalの会場の一つであるVUE West Endで12時45分から"Taking Woodstock"(テイキング・ウッドストック:2008年/米映画)を観るのだ。Woodstockと言えばもちろん1960~70年代最大の音楽イベントであったWoodstock Festivalが行われたアメリカ東部の地名だが、この映画はコンサート自体のドキュメンタリーではなく、何もない寂れた田舎町で突如として始まったFestival企画者である若者たちと地元出身の若者やそれを取り巻く典型的な白人保守層の大人たちとのシリアスなあるいはときとしてユーモラスな交渉や関わりを軸にした物語なのである。

以前に観たコンサートの実録映画も素晴らしかったが、今回のこの映画は当時の時代の空気感を再現しているのと同時に、主人公が誘われてドラッグでトリップするシーンなんかは最新の映像技術を駆使して見事な効果を出していた(もちろん実際のトリップ経験はないので比較はできないが)。

ランチはこの辺に来た時の定番になった感がある"陽光"の豚まん、ではなく初めて中華ちまきを食べた。2.5ポンド(約350円)だが大きくてこれひとつで腹一杯になった。

ついでにPiccadilly Circus周辺をぶらぶらとうろついてから帰宅。

夕食はタイ風グリーンカレー
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タイ風トムヤム海老カレー
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白ご飯で2色カレーを味わう
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22時30分就寝。
  1. 2011/10/27(木) 23:34:26|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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