6時00分起床。快晴ときどき曇。気温18~11℃。
今日はリバプールまで日帰り。天気は申し分なし。指定席券は持っているが念のために早目に出発。何しろ週末はtubeの計画運休等で移動時間が読めないから。
7時48分ユーストン駅に到着

列車出発時刻表 8時15分発に乗る

プラットフォームは5番線に決定

ヴァージントレイン 席はCoach DのSeat 12である

日本では列車番号は1号車、2号車、・・・だが、英国ではCoach A、Coach Bとアルファベットなのである。東京から出発する列車が"下り"で、号車番号は最後尾車両が1号車なのと同じく、ロンドンを後にする列車は最後尾車両がCoach Aである。
また日本と違って指定席車、自由席車という区別はなく、1両の中にアットランダムに指定席と自由席が混在しているから今日のように混み合った列車では自由席を探すのはなかなか難しい。なぜならVirgin Trainは従来の予約席であることを示す紙片を背もたれの上部に差し込む方式ではなく、窓枠の液晶表示でReservedまたはAvailableと示されているが、液晶表示が小さいので顔を近づけないと良く見えない。個人的には従来の紙片式の方が一目で指定席だとわかるので良かった気がする。Availableと表示されていたはずなのに発車した直後にReservedに変わっていることもあるのだから。もちろん途中駅から乗って来る場合もあるが、紙片式のように何駅から何駅まで指定済みなのかという情報が液晶式にはないのでわからない。
始発からリバプールの赤いユニフォーム姿のサポーターがやたらと目立つ。各車両の3分の1以上はユニフォームの乗客で占められているのではないかと思われる。まるで観戦ツアーまたは応援団貸切のような感じ。グループで座っている組はすでに大盛り上がり。
11時03分リバプール着 日本なら確実に、通行の邪魔だから撤去せよ!と言われそうな銅像が堂々とある 駅にも芸術的要素を必須とする考え方?は日本と大きく異なるところ

駅ナカのスーパーでサンドイッチ、コーヒースタンドでtake awayのコーヒーを買って早目のランチ

リバプールのメインステーションであるLiverpool Lime Street Station 工事中で塀囲いがしてある

リバプールのランドマーク 駅の横にあるラジオタワー

試合のある日は駅前からスタジアム直行バスが出る

バスは1台出発するとすぐ次の1台が来る 片道2ポンドだがリバプールの1日乗り放題パス"Safe Away 1 day card"なら3.3ポンド

スタジアムそばのパブは満員

スタジアムはバス通りに面しており、パブやホットドッグ屋等の並ぶ当たりはサポーターで完全に埋め尽くされている

Anfield Stadium(アンフィールドスタジアム)の入口

まずリバプールのクラブショップで買い物 スカーフ、ソックス、プログラム、その他で29ポンド

これはまさにプレミアムチケットで額面は38ポンドだが市場価格は36,000円だった!

イングランドプレミアリーグは自他ともに世界最高のサッカーリーグだと言われているが、中でもManchester UnitedとLiverpool FCの対戦はNational Derbyと称されるライバル同士の一騎打ち。あえて例えれば日本でプロ野球人気が最盛期だった頃(村山や江夏、長嶋や王の現役時代)の巨人阪神戦のようなものか?
AnfieldはLiverpoolの本拠地なのでリバプールサポーターの盛り上がりは試合前から既に最高潮に達している。
ウォーミングアップ

このスタジアムは1892年のチーム創設より前に作られたもので、もっと収容人員も多くて国際ビッグゲームにも対応した新スタジアム建設の計画はあるものの資金難で頓挫している。しかし古いスタジアムだからこその雰囲気があって良いとも言えるのだ。特にプレーする選手までの距離の近さは、最近流行のマンモススタジアムでは味わえない。
ここはKOP(コップ)スタンドと呼ばれるゴール裏のサポーター席 立錐の余地もない

スタジアムを埋めた約4万5千人の老若男女のサポーターが"You'll Never Walk Alone"というサポーターソングを指揮者もいないのに見事に斉唱しているのを聞くだけでイギリスサッカーの神髄(特にサッカーファンとはどういうものか)を知る思いがする。
いよいよキックオフ 14時01分

ピッチの芝の美しさはプレミアリーグの魅力の一つ

赤い風船の意味は、直前の試合で観客の投げ込んだビーチボールに当たったボールがコースを変えてゴールインしリバプールが失点したたことを英国流に皮肉っぽくパロディ化しているのだろう。しかも審判はあえてそれを取り除くこともしないで試合が進んで行く。

ファーストハーフはスコアレス。セカンドハーフに投入された選手の活躍も手伝ってついに65分にFernando Torres(フェルナンド・トーレス)が得点。マンチェスターも後半途中からMichael Owen(マイケル・オーウェン)を投入。元ワンダーボーイと呼ばれたリバプールのエースストライカーだがサポーターは大ブーイングで迎える。5年前にレアルマドリッドに移籍し、その後プレミアに復帰したもののニューカッスルユナイテッドから今季は宿敵マンチェスターユナイテッドに加入したかつての英雄には裏切り者のレッテルが貼られているのだ。
80分にフェルナンド・トーレスが交替

試合後は一斉に帰る観客でもの凄い混雑になることがわかっているのでロスタイムに入る直前に退出。ところが、地上階に降りた頃に背後で大歓声が聞こえた。
ダメ押しとなる追加点が入ったらしい。後でわかったがTorresと交替出場のNgogが得点。試合は2:0でリバプールの完勝だった。集まったサポーターは大満足。大金を払って見に来た値打ちがあったというものだ。
16時48分発の列車で19時00分にEuston着。20時前に帰宅。
夕食は栗ごはんの残り、ハムとポテト、トマト

1時00分就寝。
- 2011/10/25(火) 23:45:48|
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