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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年10月22日(木) セントポール大聖堂

8時00分起床。晴。気温15~9℃。

9時から"Art and Society"の授業、その後の現地訪問でSt.Paul's(セントポール大聖堂)へ。7世紀から幾度かの建て替えを経て、1666年に起きたロンドンの歴史上最大の大火事(街の85%が失われた)で焼失した後、現在の建物は1675年から再建に取りかかって35年後にようやく完成した。その費用は現在の貨幣価値にして5千万ポンド(約70億円)にもなるそうである。

まさにシティ中心部に位置する実に見事なまでの威厳と美しさを兼ね備えたバロック建築だが、1965年にBTタワーが完成するまでは街で最も高い建築物(111m)でもあったそうだ。

Cultural Programmeでもドーム天井部の回廊までは登ったことがあるが、今日は好天に恵まれたのでドームからさらに屋外に出てロンドンの街を俯瞰した。空気が澄んでいたので文字通りロンドン中を見渡すことができて、とても印象的だった。

ここを回ってさらに階段をもう1階分上がる
1022OUTSIDEWALK_convert_20111023010756.jpg

すると最上階からの眺めを楽しむことができる
1022TOPVIEW_convert_20111022100851.jpg

足下もその周辺にも工事中のクレーンの林ができている 左遠方には1990年代以降に立てられた高層建築群が見える
1022UNDERCONSTRUCTION_convert_20111022100914.jpg

2012年のオリンピックを目指してさらに街の改造中? あまりやり過ぎないで欲しいものだが・・・
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東の方を眺めるとほぼ中央にBT Tower(アンテナ塔)が見える
1022BTTOWER_convert_20111023005244.jpg

南の方向にはテムズにかけられたミレニアムブリッジがまっすぐ延びている
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KAYOとMONICA 中空に浮かぶ笑顔である! 左遠方にはロンドンアイが見えている
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次はニヤけたオジさんと一緒にもう1枚
1022TWOSHOT_convert_20111023013327.jpg


夕食はポテトグラタン、チキンティッカマサラ(写真なし)
1022D_convert_20111022100539.jpg


0時20分就寝。
  1. 2011/10/22(土) 23:42:40|
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oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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