fc2ブログ

定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年10月14日(水) Tourism Planning

7時35分起床。曇。最高気温14℃。

今日は10時からMarylebone校舎で"Introduction to Tourism Planning"の初授業がありシラバスの説明が行われた。学生数は30名余で70~80%は女生徒だ。この分野は今後の成長が予想されることと男女に関わらずキャリアを伸ばせるチャンスが大きく魅力があるのだろう。 講師は二人で分担する形のようだ。

授業の目的は観光業界ならびに行政をはじめとするさまざまな環境要因、ステークホルダーの分析、観光計画の理論と実務等をケーススタディを交えて実施する、というものだが、自分のイメージしていたものと若干の違和感を感じた。まあ来週からの展開を見てみないと何とも言えないが。

12時30分に終了。学食で本日のランチ、カレー&ライスを食べる。3.4ポンド(約500円)。

その後、Regent校舎へ移動し、14時からHUGHの授業。食後のせいかミネラルウォーターではなくコーヒーを欲しくなったので、Regent Streetの向かい側にあるMcDonald'sで買って行く。一番小さなカップで2.35ポンド(約330円)。近辺には他にStarbucksやE.A.T.などもあるがMcDonald'sが一番安い。

昨日ICCオフィスでお会いした武田さんが授業参観に来られ、最後まで参加して、「とても良かった」とHUGHに感想を述べておられた。

クラスメートのWAKUから"BFI 53rd London Film Festival"のプログラムをもらった。The Timesの付録として作成された100ページ強の冊子である。今日から2週間にわたって複数の会場で毎日各国から出展された作品が上映される。料金は特別上映を除きマチネーなら7ポンド(約1,000円)である。元The BeatlesのJohn Lennonの少年時代を描いた映画"Nowhere Boy"は最終日の特別上映Closing Night Galaだけの単発上映で25ポンドもする。まあいずれは一般の映画館でロードショー上映されるだろうからそれからでも遅くはないか。プログラムをチェックして面白そうな作品をいくつか見に行こうと思う。

来週にはPeteに教えてもらった"Return to Camden Concert"も始まるし、Londonも芸術の秋なのだ。

夕食は麻婆豆腐とサツマイモのフライ
1014D_convert_20111014112000.jpg


0時30分就寝。
  1. 2011/10/14(金) 23:16:05|
  2. 未分類
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<2009年10月15日(木) バンケティングハウス | ホーム | 2009年10月13日(火) 火、金は休み!>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://oldstudentlondon.blog40.fc2.com/tb.php/194-474f2f0f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

oldstudentinlondon

Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

本ブログの最初の記事 (1)
未分類 (352)

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード