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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年10月3日(土) 海老フライ

7時55分起床。曇。最高気温17℃。

今週末は特に予定なし。

今日はまずYASU君にHDDの件の報告を兼ねてメールを送る。11月下旬に休みを取ってロンドンへ来る計画を立てているそうなので、こちらも授業と重ならない限り時間を合わせて案内をしたり、食事しながらいろいろと日本の現況などを教えてもらおうと思い、計画の進展状況を聞く。

それからRoyal Albert Hallのweb案内を見てチケットを購入。12月7日に行われる"Bootleg Beatles"である。1966年に行われた本物の"The Beatles"の唯一の来日公演は東京まで見に行くことはできなかったが、今年2月に深野さんと初対面のときに実際に行かれたという話を聞いてますます見たくなった。もちろん43年前に戻ることはできないが、完璧なコピーバンドであるBootleg Beatlesの公演も一見(一聴)の価値はあるとどこかで聞いたことがあるので、この機会にと思ったのだ。2枚で31ポンド(約4,400円)と割安。

日本にいた頃はあまりホームパーティ文化には馴染みがなかったのだが、8月と9月に食事パーティーを実施したところ、その準備段階も含めて自分で考えていた以上に楽しいことがわかったので、今後毎月一度は開催したいと思っている。なかでもクッキングについては、普段自炊すること自体が既に名実共に(栄養的にも経済的にも)メリットが大きいが、パーティの際にはいつもとは違うメニューを考えてそれを一度に7~8人分も作ることになるので、計画と実行との兼ね合いを上手にこなすのがとても挑戦的で楽しいのだ。

そんなわけで今日も近所のホームセンターやスーパーに宝探し(使えそうな調理器具や食材)に行く。日本とほとんど変わらないものもあるが、形や性能が全然違うものもあるので見ているだけで面白い。結局今日は安いプラスチック製のレモン絞り器(英語ではJuicer)、漏斗(Funnel)、それにアイスクリームスプーン(Icecream scoop)を買った。

夕食は昨日Borough Marketで買ってきたKing Prawnを使って海老フライに再度挑戦
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House Warming Partyのときに作ってみたらとても美味しかったので、同じ店で買ってきた。今回は数が少ないのであっという間に下ごしらえができた。

セオリー通りに包丁で横に切れ目を入れたつもりだがなかなか曲がらずには揚がらない
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それでも味の方は完璧 あそこの店で売っている素材が最高に良いのだと思う
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ポテトフライとサラダを添えて!残り半分の4尾は冷蔵保存。


1時25分就寝。
  1. 2011/10/03(月) 23:15:53|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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