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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年9月28日(月) ウィンブルドンテニスコートへ

7時25分起床。曇。最高気温19℃。

今年6月のロンドンは連日新聞もテレビもThe Championship(全英テニス)の話題で盛り上がっていたものだ。サッカーのワールドカップもそうだが、競技発祥の地でありながら世界大会で地元英国人の優勝が長い間達成できていないものの、久方ぶりに優勝候補の一人としてアンディ・マリー(スコットランド人)がベスト4まで勝ち上がったからである。

決して熱心なテニスファンと言うわけではないが、ロンドンに滞在しているうちに一度はテニスの聖地であるWimbledon Lawn Tennis Clubの見学ツアーに参加してみたいと思っていた。

そして、今日その日が来た。

District lineの終点はWimbledon Stationであるがそれより2駅手前のSouthfields Stationで下車
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プラットフォーム 車両は見ての通りチューブ型ではなく断面が四角である。District lineはもともと市内と郊外とを結ぶ私鉄だったのだ。
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この駅でバスに乗り換えて、Tennis Club前まで行く。

Centre Court(センターコート)の表示がある
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ここがガイドツアーの集合場所
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出資者?専用入口
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奥にセンターコートが見える もっと古いものを想像していたが実は全面改修が終わったばかりで超近代的
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センターコートでは昨年まで、にわか雨が降るたびに大きなシートを数人の係員が端を持って一斉に走り出すシーンがTVで見られたが、今年自動開閉式の屋根が完成したためその必要はなくなった。
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センターコートの内部 さすがにサッカーコートよりは随分小さいが15,000名収容できるらしい
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次のポイントへ移動中
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プレスルームがあるビル
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プレスルーム ここで優勝記者会見等が行われる?
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センターコートを中心に大小19のコートがあるらしい
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これはトレーニング用コートだろうか?
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ここにMuseum、Shop、Cafeがある
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Museumへの入口
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歴代チャンピオンの写真が飾ってある この辺は1976年から5連覇を果たしたビヨルン・ボルグが目立つ
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こちらには1988年から実に7度も優勝(女子)したシュテフィ・グラフ、やはり1993年から7度優勝(男子)のピート・サンプラスの名前が見える
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Wimbledon Bear(ウィンブルドンベア)
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記念品ショップ
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ここでソックスとチョコレートを買った。16ポンド(約2,200円)。

6月のチャンピオンシップの頃の熱気は想像もできないほど曇って肌寒い日だったが、なかなか見応えのあるツアーだった。ミュージアムの歴代優勝者パネル展示では昔良く聞いた名前に出会って懐かしかった。特にボルグとマッケンローの時代が一番記憶に残っている・・・。 


今日の夕食は余ったものを冷凍保存しておいた昨日の残り物で 
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23時20分就寝。
  1. 2011/09/28(水) 23:17:30|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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