6時50分起床。快晴。最高気温20℃。
ICC京都オフィスの中西さんに約5ヵ月ぶりとなる近況報告のメールを送ったらさっそく返事をいただいた。9月生を無事送り出したばかりでホッとされているようだ。我々4月生もビザ審査(昨年までの東京からマニラでの集中処理へ)のプロセス変更のとばっちりで発給が遅れ、4月16日の大学のオリエンテーションに間に合わなかった学生が自分も含めて10人近くいたのだが、その後申請書式や規定自体がかなり大幅な変更となって、その対応に学生ともども7、8月は時間との戦いでたいへんな状況だったらしい。
英国経済の長期的低迷からの脱却を図るための開国政策(労働力確保のための移民受け入れ)から一転して、次第に学生を含む長期滞在希望者に対する敷居を高くする方へ向かっているようだ。日本も少子高齢化に伴う生産人口の減少に外国人労働者受け入れを含めどう対処して行くべきなのか、既に現実の問題であり他人事ではないと思う。
さて、世界最初の"地下"鉄道であるLondonの地下鉄はTube(チューブ)と呼ばれる、と言うことを知識としては知っていたが、20数年前に初めてLondonに来て実物を見た途端、思わず笑ってしまったことを思い出す。と言うのはトンネルの断面が文字通り真ん丸いまさにチューブなのだ。当然車両もそれに合わせて上部を丸くしてあるので、全体として少し背を高くした蒲鉾のような感じである。ドアが閉まるときに首を挿まれないように気をつけなければならないのはロンドンの地下鉄くらいだろう。恐らく地上と平行に掘り進める(開削工法)のではなく、大型の回転式カッターで丸いトンネルを掘り壁面を固めて行く方式(シールド工法)だったのだろう。何しろ19世紀半ばのことなのでまだ大きなトンネルを掘る技術がなく、車両の形の方を無理矢理合わせたのだろう。
もっとも路線によっては断面が四角の比較的大型の車両を走らせているところもある。これは現在の地下鉄が元々ロンドン市営ではなく路線ごとに別々の私鉄としてスタートしたケースが多く、後に市営に統合されたので規格が統一されていないからだ。
今では各路線とも市内中心部から放射状にかなり遠距離まで延びており、郊外ではほとんど地上を走っているのだから本当はtubeとも正式名称のUndergroundとも呼べないのだが(^_-)。
最寄りのWest Hampstead Station

ガラス張りの待合室がある 冬期の寒さ避けのようだ

東(市内中心部)の方向 長い陸橋が線路をまたいでいる

西の方向 駅の出入口はプラットフォームのこちら側の端にある 線路をまたいでいるのはバス通り

これは並走するNational Railの列車

これがJubilee Lineの列車 ドアの上部が内側に曲がっているのに注目

今日の夕方、約3ヵ月ぶりに家内が訪ねて来る。6月はまだホームステイ中だったので、ホテルに泊まったが、今回からは宿泊の心配はいらない。JALでヒースロー16時35分の到着予定なので、迎えに行く。
夕食はMarks & Spencerで買ったチキンカレーと海老カレー(レンジ加熱食品)、サラダ

明日からはしばらく一緒に観光客気分であちこち出歩く予定。
01時30分就寝。
- 2011/09/25(日) 23:52:28|
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