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定年退職後ロンドンで始めた学生生活の日記

二十歳頃に計画しながら実現には至らなかった海外暮らしの夢を、長い会社員生活を終えた後ついに実行に移しました。行先は、本場の英語をもう一度学び直したかったこと、勉強以外にも滞在生活を楽しめる要素に満ちあふれていることなどからロンドンを選び、2009年4月23日から2010年3月25日までほぼ11ヵ月間滞在しました。従ってこの日記はちょうど2年前の出来事をあたかも現在進行形のように書いているものです。

2009年9月23日(水) 期待できる授業

7時10分起床。晴のち曇。最高気温18℃。

FacebookのAlbumの更新をしていたら、昼になってしまった。水曜は13時からHUGHのLunchtime lectureがあるのを忘れていた(初回の先週はキャンセルになったことも一因)。

14時に教室に行くと、そのHUGHがやって来てCourse Outline(講座概要)が配布され月曜と木曜がRAUL、水曜がHUGHという分担で12月まで実施されることが判明した。HUGHは常勤ではないので、水曜は朝から一日中連続でいくつかの講義を担当しているのだが、今回このコースで約3ヵ月間受講できることになって良かった。

7月のSummer Courseでは週5日のうち1日だけとは言え担当になることが決まっていたにもかかわらず、何らかの事情で急遽他の講師に変更になってしまったので、今度こそは、という気がする。何しろ自ら学生に教えるだけでなく、英語を教える講師に英語の教え方の講義もしているほどだから、その授業は非常にアクティブで、非英語ネイティブの学生に教えるツボを押さえており、参加しているだけでまるでジェットコースターに乗って引っ張っていかれるような気分になるのだ。

モジュールを4つに絞らないといけないのに、なかなか決めかねていて、本当はこの授業でなくもう一つ別の分野のものを選ぶべきだったかな、とも思っていたが、やはりこれは週3回もあるし英語学習機会の継続もできるので良かったと思う。

今週はクラスメートとの顔合わせ直後なので、まずは1対1で会話をして互いの情報を得る、というところから始まった。今日の出席者は7名だったので1組3分見当で全員と話した。今度はロシア、ウクライナ、サウジアラビアといったこれまでとは異なる国からのクラスメートなので、その意味でも新鮮な気持ちで毎日の授業に臨めそうである。日本人はWAKAとRYOKOがいる。

授業自体も、初対面で話し合うときに使うような表現を徹底的に繰り返し聞いて、書いて、覚えて、使う、というやり方で頭に叩き込んで行くという感じなので、真に実際的である。こういう今現在使われている生きた表現は教科書には多くは出ていないから尚更である。2時間の授業が終わると、本当にたくさんのことを学んだ、という気がする。

英国の携帯電話(Mobile Phone)は音声通話だけでなくText Mail(文字の送受信:日本では携帯メールでも専用アドレスを必要とするが、Text Mailでは相手の電話番号がわかっていればアルファベットや数字を送受信できるので何の手間も要らない)も多用するが、どういうわけかいざ必要なときに限ってプリペイドの料金がなくなって困るのだ。何度かそういうことがあったので、プリペイドから定額払いに変更することにした。毎月口座引き落としということだ。

加入携帯電話の直営ショップではなく、各電話会社の代理店業務をやっているCarphone Warehouseに行って価格やサービス内容を聞いて比較した結果、現在のTalk-mobileからOrangeに変更することにした。電話番号はまた変わることになるが、日常的にやり取りしている相手は十数人程度なので、Text Mailを一斉送信すれば変更通知は簡単にできるから問題ないだろう。

授業の筆記メモに使っているレポート用紙を綴じるファイルをRymanにて購入。学生証を見せれば商品すべて10%引きである。こういうことは日本ではないと思う(大学生協は別として、街の商店では)が、良い風習だ。

夕食はタレで味付けした焼肉にポテトフライ(イギリス英語ではチップス)およびサラダ
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00時00分就寝。
  1. 2011/09/23(金) 23:49:14|
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Author:oldstudentinlondon
高校時代は生物研究クラブ、大学は理学部生物学科、社会人生活は製薬会社と臨床検査会社、という具合にずっと生命科学の世界にどっぷり浸りきっていたのですが、定年退職が近づくにつれて、これまでとはまったく異なる分野のことを少しでも知りたいと考え、英語、英国文化、芸術等について学ぶことを目的にシニア留学に踏み切りました。
結果として期待以上に充実した時間を送ることができました。真っ先に挙げられるのは、これまでおよそ話す機会もなかったような若い世代の友人達と親しくつき合えたこと、そしてこれまでマスコミ等を通じて間接的にしか知り得なかった国々から来た学生達と話すことを通じてそれらの国に対する自分のイメージが大きく変わったこと、です。やはり海外に住んで改めて日本を見直すということは、年齢に関わりなく極めて意味深いものだと実感しました。
なお、記事中の人名は、知人については本人の承諾を得た場合を除いて仮名を用いています。政治家、アーティスト等広く一般に知られている人については原則として実名を用いています。

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